ご訪問ありがとうございます(*^^*)
ワイン造りに適した霧の盆地、大分県 安心院 ( あじむ ) 町。
この安心院町にある杜のワイナリー、安心院葡萄酒工房で
2010年10月9日 ( 土 ) から3日間にわたって
開催された、2010年新酒祭の様子を連載でお届けしています♪
今年の新酒祭は既に終了していますが、安心院葡萄酒工房は
年末年始と火曜日 ( 祝日の場合は営業 ) 以外は
いつでも訪れることが出来、安心院産ワインの試飲はもちろん
ショッピングも楽しめます ( 営業時間9時~16時 ) 。
入園は無料ですので、お散歩や森林浴にも是非どうぞ♪
2010年新酒祭のご紹介、最終回となる今回はワイン貯蔵庫棟、
そして丘の上にある葡萄畑をご案内させて頂きたいと思います。
丘の上のぶどう畑へ続く坂道に沿い、『 杜の中の工芸展 』 も
同時開催されていました。 ちょっと覗いてみましょうか。
連載記事の初回で登場した 『 試飲ショップ 』 の外壁です。

この 『 試飲ショップ 』 西側の壁と渡り廊下を隔てた棟で
開催されていたのは 『 漆喰 ( しっくい ) アート 』 展。

漆喰 ( しっくい ) とは、石灰に麻の繊維や粘着材となる
海藻などを加え、水で練りこんだ塗装用の仕上げ材で、
鏝絵 ( こてえ ) などのレリーフにも用いられます。
鏝絵 ( こてえ ) は、大分県内では古民家の軒下などに
多く見られます。 まーりたんも以前、臼杵を散策した際、
蛭子様や、大黒様などの鏝絵を発見。 過去記事 コチラ で
ご紹介しています。 お時間のある方は是非ご覧下さいませ♪
ここ、安心院町もまた鏝絵 ( こてえ ) の町として有名です。
安心院観光協会では、ご希望に応じ 「 安心院鏝絵ガイド 」 も
して下さるのこと。 安心院観光協会のサイトは コチラ です♪
まるで “ ポータブル鏝絵 ” のような 『 漆喰アート 』 。

安心院ワイン、ぶどうの木、月とウサギさん、フクロウなどを
モチーフにした可愛らしい作品が数多く展示販売されていました。
スタンドに飾るとこんなふうになります。

可愛らしさに加え、素材感、2D半で存在感もタップリですね。
プレゼントにも良さそうです♪
「 ウサギさんも一杯やってたゾ。 早く飲みたいニャ~♪ 」

「 このワインオープナーは、箱にしまって・・・と 」

「 こだぬき君、なんで片付けるニャ! 」
「 今夜みんなで飲もうねって、まーりたんさんが言ってたから 」

「 待ちくたびれたニャ! おあずけは 犬だけにしてほしいゾ。 」

「 マンジ君は 犬だと思うんだけどなぁ・・・ 」
漆喰アートが展示販売されていた 『 試飲ショップ 』 エリア
( 画像左手 ) を後にした まーりたん。

続いて、ワイン貯蔵庫棟、そして丘の上のぶどう畑方面へと
木漏れ日の坂道を登っていきます♪
ワイン樽やスタンドが並ぶ、貯蔵庫棟入り口の開放的な倉庫。

ここでは熊本県を拠点に活躍されている一級家具製作技能士
木場祐一さんを始めとした 作家の皆さん方による
独創的な創作家具や、木工芸展が開催されていました。

発想力や技術力はもちろんですが、素材の素性や質感、
個性を認め、共存させることで新しさや調和を生み出すなど、
ものづくりのみならず、生きて行く上でも大切に思えるような
深いコンセプトを掲げられた作家さんが多かったです。
ワイン貯蔵庫へと続く石の廊下です。

古い荷車用ジャッキと共に展示されているのは
ステンレス製オブジェの ひまわり。

植物が相反する無機質な素材で表現されています。
薄暗い照明も手伝って、ちょっと不思議な感じです。
ワイン貯蔵庫棟には、ヨーロッパのアンティークな
ワイン醸造機具がパネルと共に展示されていました。

実際に樽や瓶に詰められたワインは、地下にある
定温の貯蔵庫に保管され、静かに熟成の時を重ねています。

ワイン貯蔵庫棟の薄暗い展示エリア突き当たりの
らせん階段を昇っていくと、やっと太陽の光が射してきました。

歩いてきた石のらせん階段を振り返ってパチリ☆
何だかオルフェウスの神話にでてくる階段みたいです。
ギリシャ神話 『 オルフェウス 』 のお話については
過去記事 コチラ で泣きべそマンジ君がご案内しています。
笑えますので、お時間のある方は是非お楽しみ下さい♪
まーりたんもオルフェウスのように振り返りましたが、
何事もなく元気に地上へ出ることができました(笑)。

ワイン貯蔵庫の出口は、ぶどう畑のある丘の上になります。
ブロンズ色の実をつけたフェイジョアの木。
にじんだ絵の具みたいな水色の空にはモズの高啼き。

上品さと親しみやすさを兼ね備えたワインを生み出すと言われる
ボルドー原産の品種 『 メルロー 』 です。



頂きの展望台へ続く階段。

四十路のまーりたん、これ以上の無理は控え見上げるだけ(笑)。
安心院葡萄酒工房 2010年新酒祭のご紹介は
これでお開きになります。 楽しんで頂けましたでしょうか?
最終回までお付き合い下さり、ありがとうございました。

安心院葡萄酒工房 駐車場の金木犀、銀木犀も満開でした。
毎年、田んぼ一面が稲穂の黄金色に染まると開催される新酒祭。
来年の安心院ヌーヴォーが待ち遠しい♪(笑)
●杜のワイナリー・安心院葡萄酒工房
〒872-0521 大分県 宇佐市 安心院町 下毛798
電話:0978-34-2210 営業時間:9時~16時

地元産の美味しいワインを頂いて、秋の味覚も愉しんで、
よく歩いて、帰りのクルマの中では、いつのまにやらウトウト・・・。
「 助手席にゴジラを載せているようだった 」 ( ←ダンナさん談 )
そんなゴジラが目を覚ますと、前方からやってきたのは
なんと昔懐かしいボンネットバス。 さて、ここはどこでしょう?

続きは、またまた次回でね♪
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