大分県北西部に被害をもたらした大雨の範囲が
中国、近畿地方へも拡がっているようですね。
皆さま、どうぞお気を付け下さい

今夜は七夕


さてさて、火山局にお勤めのグスコーブドリ氏
じゃなかった

温かなコメントを下さった 同研究施設 研究員の方から
先日素敵なご案内を頂いたので、ご紹介したいと思います


大分県内の皆様なら良くご存知かとは思いますが、
こちらの格調高い赤レンガ造りの建物が 京大地球熱学研究施設。
斜向かいにはグローバルタワーが建つ 別府市 野口原に在ります


火山や温泉など地熱関連の研究や教育を行う施設で、正式名称は
『 京都大学大学院 理学研究科附属 地球熱学研究施設 』
3回唱えてみたところ、まーりたんベロと脳がつりそうになりました

「 京大地球熱学研究施設では、大学資本の社会還元の一環および
地域の方々との親睦を目的として年1回、重要文化財でもある
建物のライトアップ



「 去年7月の一般公開イベントで貰ったパンフレットですニャ

イベントの目玉は七輪マグマ2011だったのだニャ~

コチラがその 『 七輪マグマ2011 』 。

講師は、ちょっぴり向井理さん似の ぢおれんじゃー こと
研究生のお兄さん

熱心に

「 まあっ


いま密かに思われたそこのお嬢さん


ちょっぴり向井理さん似の研究生さんは、残念ながら別府を離れ、
現在は福井県のコレジオにて、研究にまい進されているそうです

( ※コレジオとは、中世大友時代の大分方言


屋外では、体の表面温度を測り画像化するサーモグラフィーを使って
『 赤外線と可視光線の違いを体験 』 コーナーも


モニターに映し出されている生命体は、熱赤外線映像装置により7色に
色分けされ、虹色おいさん


ギリシア神殿風建築様式( イオニア式 )の建物内へ入ると



入り口左手の展示ケースの中には、ケイ華、石灰華、鉄華などの
温泉沈殿物や、佐賀関半島の高圧変成岩、雲仙普賢岳噴火の際
飛び散ったマグマ=火山弾ほか、貴重で珍しい資料がぎっしり

吹き抜け部分には、46億年の地球の歴史が描かれた垂れ幕状の
地球史カレンダー


別府の地形についてまとめた研究資料で埋め尽くされていました。
そして2階奥の部屋では、X線作業主任者と放射線取扱主任者の
方による自然放射線と計測方法についての講座



テーブルの上にある機械はサーベイメータ( 放射線測定器 )です。
土壌中の放射線量の測り方から、ポケット線量計の取り扱いまで、
凄く勉強になりました

資料も所狭しと掲示されていて、訪れた皆さんは真剣な表情で熟読

霜箱を使い、自然放射線を肉眼で観察する実験も面白かったです


とまあ、こんな具合に2011年7月の一般公開イベントでは、猛暑にも
関わらず、研究施設の方々は親切丁寧かつ熱心に実演して下さり、
大変楽しく有意義な時間が過ごせたワケなんです

今年は施設の耐震工事中のため

出来ないそうですが、講師の方の貴重なお話を聴きながら

別府を代表する温泉地帯を歩き、地形のなりたちや地熱について
直に学ぶ 『 地獄ハイク

今年( 2012年 )の一般向けイベントのメインになるみたいです

これが記事の冒頭でお話した “ 素敵なお知らせ ” です

開催日時は、2012年7月28日( 土 )13時30分~16時30分。
堀田温泉地帯を散策するため、集合場所は、市営堀田温泉前。
往復はがきか電子メールで7月20日までに申し込みが必要です。
〒874-0903 大分県別府市 野口原3088-176
京都大学地球熱学研究施設 事務室
電話 : 0977-22-0713
FAX : 0977-22-0965
E-mail : koukai2012@bep.vgs.kyoto-u.ac.jp

昨年の地獄ハイクでは亀川温泉地帯を歩き、血の池地獄で
解散だった様です。 聴くところによれば、地獄にホトケ

サプライズも用意して下さっているとか。 楽しみですね

参加費用は保険代のみ、1名につき300円です。
なお、対象は小学校高学年以上、上限は特に定めてない様子


まーりたんも都合がつき次第、申し込む予定でおります

先着30名とのことですから、参加希望の方はどうぞお早めに。
地獄ハイクの他には2012年7月27日( 金 )に、ビーコンプラザ向かいの
ニューライフプラザ 視聴覚室で 『 鍾乳洞の不思議をさぐる 』
『 別府周辺の自然災害 』 を題目に講演会も開催されるそうです

詳しくは、京大地球熱学研究施設ホームページ


※本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。
記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます

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