臼杵城址さくら祭りの折り、二の丸 儀太夫前櫓跡より見えていた
県立臼杵(うすき)高等学校へやってきました

臼杵城址から南へ徒歩圏内



校訓かしら


ぐうたらで、あらましな中年主婦


まーりたんには、少々耳の痛い言葉です・・・

で、臼杵高校前の 祇園橋までカメラを引いてみると・・・

公開中の映画 『 種まく旅人 ~みのりの茶~ 』 を
ご覧になられた方ならピンと来るはず



お花見で臼杵城址を訪れたこの日、過去記事 コチラでご紹介させて
頂いた、大分県臼杵市を舞台にした陣内孝則さん、田中麗奈さん主演の
映画 『 種まく旅人 ~みのりの茶~ 』 ロケ地巡りも楽しみました

「 映画は観てないよ 」 という方、ごめんなさい

種まく旅人 ~みのりの茶~ 公式サイト

なれます。 物語やキャスト情報も




祇園橋の手前を右に折れると、遠くに春霞の鎮南山。
菜の花が咲く海添川に沿って延びた歩道の先には旧い鉄橋。
心和む臼杵の風景が広がります

この場所は、祖父の茶畑を手伝う中で、沢山の大切な事に気づき
心の成長を遂げたヒロイン みのり役の田中麗奈さんが、その胸の内を
父親役の石丸謙二郎さんへ語るシーンで使われました


(この画像は、種まく旅人 ~みのりの茶~ 公式HP 撮影日記よりお借りしました)
旧い鉄橋の下はこんな感じ




橋桁は煉瓦造りで、趣と歴史をいっぱいに醸してます



映画のカットと同じフレームに収まって、ご満悦の図



続いてはクルマでの移動です


県道633号線を豊後大野市方面へ。
峠道を暫く走り、古い石橋のかかる乙見ダムを過ぎ、
到着したのは、臼杵市野津町 八里合地区の高橋製茶さん


入り口には種まく旅人~みのりの茶~のポスターが貼られてます

製茶工場兼、直売所の隣に拡がる 高橋製茶さんの有機茶園。
ヒロインみのりの祖父 修造( 柄本明さん )が、亡き妻への想いを胸に
もはや命がけで守り抜こうとする茶畑として、映画に登場します



映画の主人公、陣内孝則さん扮する農林水産省の官房企画官
大宮金次郎は、休暇を利用しての農家の手伝い行脚を 活き活きと
心から楽しみ、趣味としています

他人を不幸にした過去を持ち、観方によっては贖罪行脚とも・・・

金次郎も最初の頃は、心が定まらない様子が身なりにも表れていて、
虚ろな放浪人みたいに、フラリと大分県の臼杵市を訪れます。
そして出会ったのが、みのりの祖父、修造( 柄本明さん )でした。
修造は、金次郎の職業や心の傷に薄々気づいていながら何も訊かず、
金次郎が訪ねて来る度に明るく喜んでもてなし、実の父子さながらの
交流を続け、修造の粋な計らいの中、金次郎は次第に癒され、救われます。
さすがは柄本明さん

まおいさん=修造を、見事に演じあげていらっしゃいました


その修造が倒れた事により、茶園の管理を担うはめになった孫 みのり
( 田中麗奈さん )を、奇しくも大分転勤を命じられ修造宅を訪れていた
金次郎( 陣内孝則さん )は時に助け、支え、修造の心をしっかりと
伝えます。 みのりには仄かな恋愛感情が芽生えますが、残念ながら
相手は金次郎ではありません


クスっと笑えて心が元気に、温かい気持ちになる素敵な映画です


修造のモデルとも言うべき先代の遺志を受け継ぎ、農薬や化学肥料を
使用しない有機栽培を頑なに守り続けていらっしゃるという高橋製茶さん。
よっぽど美味しいのでしょう

黄緑色の可愛らしい新芽たちが、元気いっぱいに伸びてました


映画の中で、みのりはこの新芽を摘み、病室の祖父・修造を見舞います。

(この画像は、種まく旅人 ~みのりの茶~ 公式HP 撮影日記よりお借りしました)
ロケ地めぐりレポ臼杵編、映画をご覧になった方も、
ご覧になられてない方も、ちょっぴりは楽しんで頂けたでしょうか


映画 『 種まく旅人~みのりの茶~ 』 は、ここ大分県臼杵市のほか
佐伯市因尾の稗田製茶や、大分市庄の原の ぶらぼぅファームでも
撮影されました



お土産に購入した高橋製茶さんの有機緑茶、100g 1050円でした。
パッケージは 『 種まく旅人 ~みのりの茶~ 』 仕様です

この週末、ゆっくりと味わいたいと思います


※本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。
記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます

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