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まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
ブログへようこそ(*^^*)♪

日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

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大分県 玖珠町の近代化産業遺産 『 豊後森機関庫・転車台 』 が

国の有形文化財に登録されるのを祝し、来月2日、JR豊後森駅周辺で

SFアニメの巨匠・松本零士先生を招いての記念イベントが開催されます

玖珠おとぎの旅・夢紀行『松本零士』記念講演会
玖珠おとぎの旅夢紀行・大分県SL復活ドリームプロジェクト後援

講演会会場は、豊後森駅向かいのメルサンホール。 入場は無料です

お問い合わせは、玖珠町商工会 0973-72-1121 まで

ポスターの拡大版、イベントプログラムなどは 大分県観光情報公式サイト

機関庫シンポジウム・松本零士記念講演会開催 」でご覧になれます









松本零士先生は1999( 平成11 )年にも、玖珠町の隣に位置する

大分県 九重( ここのえ )町で開催されたイベント “ 999フェスタ in 九重

帰還祭
” へ描き下ろしの原画や、短編上映作品を提供して下さいました 

このフェスタでは、未来の自分へ手紙を出そう と銘打った夢いっぱいの

企画もあり、もちろん参加 で、その時の手紙がコレです

平成11(1999)年に出した手紙が6年後の平成17年に届きました

1999年9月9日に出した手紙が、2005年の9月9日に届きました

土砂降りの雨の中黒いレインコートのポストマンから 名前を尋ねられて

手渡しされれば、映画 バックトゥ・ザ・フューチャーのワンシーンみたいで

よりドラマチックだったんですけど、普通にポストに届いてました

何を書いていたのかはヒミツですけどねー

確か、未来は3年後、6年後、9年後から選べたような気がします

手紙の内容はヒミツですけどねー 

言わずもがな、この書簡はウチの家宝ですから









松本零士先生、大分県へようこそ

私は 先生の作品に影響を受けて育ったことに、心から感謝しています

そしてドリームプロジェクト実行委員、有志の皆様、

この度は本当に、おめでとうございます








今回のイベント 『 KUSUおとぎの旅・夢紀行~松本零士記念講演会 』 が

開催される玖珠町 豊後森駅と、周辺の鉄道マップです

豊後森機関区と周辺の鉄道図

豊後森機関区( 機関庫・転車台 )は、過去記事 コチラでレポしてます

ご興味、お時間のある方はどうぞ、お楽しみ下さい






次回は、肥前・名護屋城レポの最終回をお届けする予定です








本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

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2013/02/20(水) 16:59 | コメント:10 | トラックバック:0 |


「 天正15( 1587 )年の島津軍による豊後侵攻時にも落城しなかった

角牟礼( つのむれ )山城跡がある角埋山に登ってみたよ、マンジ君 」

角埋山(旧久留島庭園へ)

「 立派な石垣ニャのだ ここは穴太積みの角牟礼城ニャのか











毛利高政公が秀吉さんの家臣時代、安土城と同じ築城技術で整備した

角牟礼城跡はまだずっと山の上の方。 ここは8代目森藩主・久留島通嘉

( みちひろ )氏が、角埋山の麓に造営した旧久留島庭園の中だよ 」

旧久留島庭園は八代藩主・通嘉(みちひろ)が造った回遊式庭園だよ

「 秀吉さんの九州平定後、日田と玖珠を貰った毛利高政公も関ヶ原後は

佐伯に移され、角牟礼城は廃城になったんだ。 伊予から玖珠( 森藩 )へ

入った久留島氏は築城を許されず、お城スタイルの庭園を造ったそうだよ 」










「 お殿様でもムカシはイロイロと大変だったみたいだニャ~

今もムカシも上司は選べニャいのだ。 詳細は訊かずにおくのだニャ 」

栖鳳楼(解説板)

「 マンジ君、解説板越しの赤い建物栖鳳楼( せいほうろう )といって、

久留島家の迎賓館としても使われていたんだよ。 ここは急勾配の斜面を

活かした回遊式庭園で、下から見上げると天守閣っぽくも見えるんだ

栖鳳楼と久留島庭園

「 南側斜面の栖鳳楼からは、旧森藩城下町メインストリートも一望ニャ。

天守閣ニャらずとも、天守閣ニャのだ












「 久留島通嘉が庭園を造るのと同時に建立した三島宮( 末廣神社 )境内

にある大銀杏の下には、面白い石が祀られているんだよ、マンジ君

末廣神社と大銀杏


「 解説板によると、これは “ 鎮西八郎射ぬきの石 ” といって、

鎮西八郎射抜きの石(末廣神社)

源為朝が九州に居た頃、角埋山の東南にそびえる岩扇山から射た矢が

角埋山南側斜面に立つ大銀杏下のこの石を貫いたんだって

末廣神社境内には源為朝が射抜いたとされる石があります

「 バーバパパ型ストーン上部に矢が刺さった痕があるではニャいか、

これは愕きニャ













「 玖珠に伝わるワクワクなミステリーはまだまだあるんだよ、マンジ君

下の画像は扇型機関庫がある豊後森駅の構内看板だけど、

豊後森駅で資料も調達・カマドヶ岩は後藤又兵衛さんの隠れ家と伝わる岩洞です

11月のイベント欄に記された “ カマドガ岩地蔵祭

かまどヶ岩は、耶馬渓・伊福の里の記事でご紹介した黒田官兵衛、長政

親子に仕えた後藤又兵衛基次さんが隠れ住んでいたとされる岩窟なんだ 」











「 豊後森駅に置いてあった玖珠町イラストマップで場所も判ったよ

後藤又兵衛さんが隠れ住んだ岩窟・かまどヶ岩

「 豊後森駅から県道43号線を中津方面に北上した辺境の山の中だ。

源泉かけ流しの天然温泉・でんろくの湯から近い場所だね











「 けれども今日は北方向でなく、豊後森駅から国道210号線を西へ

後醍醐天皇の孫娘、小松女院の悲恋伝説が残る三日月の滝を訪ねよう

三日月の滝

「 平安時代、京の都で後醍醐天皇の孫娘・小松女院と、笛の名手・

清原正高少納言が恋に落ちたんだけど、身分の違いから正高卿は豊後

( 大分県 )へ配せられてしまったんだね。 それでも正高卿を忘れられない

小松女院は天延3年9月、侍女らを連れ豊後の地をはるばる訪れたんだ。







そうして玖珠を訪れた際、年老いた木こりから “ 正高卿は既に結婚した ”

と聞かされ、悲しみのあまり小松女院は侍女らと共にこの三日月の滝

身を投じた、という伝説が この地には残っているんだ あっ、そうそう、

滝の向こうに見えてるのはテーブルマウンテン・万年山だよ、マンジ君 」

万年山と三日月の滝

「 で、老いた木こりも責任を感じて三日月の滝に身を投げ、正高卿は木こりと

小松女院と侍女たちを祀る社( 嵐山瀧神社 )と木樵( きこり )堂を三日月の

滝の近くに建てるんだけど、興味深いのはこの後で、老いた木こりの遺骨は

筑後( 福岡県 )の大石地区に流れ着き、そこにも この老木こりを祀る

樵( きこり )神社が建てられ、同様に供養祭が行われていると言うんだ

これは玖珠の地で生まれた民話だけに留まらない事を意味してるよね 」

木樵堂の由来

「 創作民話か史実か、ニャぞは秋と共に深まりゆくばかりニャのだ














「 この日最後に訪れたのは、三日月の滝から県道48号線を少し北上した

場所にあるキジ車の里公園。 キジ車とは、150年前から玖珠に伝わる

民芸品で、柔らかいホウの木で作る、馬を象った子どもの玩具だよ

キジ車の里公園


「 そして、のどかな田園風景を見下ろす小高い丘の上にはね・・・

これは玖珠の民芸品・ジャンボきじ車だよ

あら、マンジ君たら。 今日はこだぬき君のそばで

お利口さんに玖珠町のお勉強をしてるみたい 

それじゃ、おやつには玖珠のお土産 夢工房の

かいぞくかりんとうをあげようかな




高さ5.5m、全長10mのキジ車

「 ややっ、これはトロイの木馬ではニャいか、こだぬき君

巨大木馬の中には、戦国武将がぎゅうぎゅう詰めに違いニャい

トロイの木馬式戦闘兵器に違いニャい!

マンジ君、確かにそれは全長10m、高さ5.5m、

重さ24.5tの巨大木馬だけど、戦闘兵器じゃなくて

平和目的の伝統玩具よ。 イギリスの有名な陶芸家

バーナード・リーチさんからもお墨付きを頂く程の物

なんだから はい、お利口さん達おやつをどうぞ


今日は熱心に勉強してるわね、マンジ君

1袋に1個だけ入ってるハート型のかりんとう探すの

楽しみね











あっ、そうだ・・・

そうだ、せっかくだから・・・♪

ハロウィンも近いことだし、せっかくだから...







コスチュームをチェンジ


ハロウィンの衣装にチェンジ♪

なかなかお似合いよ、ふたりとも












「 去年と同じハロウィン衣装ニャ

トリッキーニャ演出をしたのは、そのカモフラージュニャのだ

去年と同じ衣装ニャのだ

「 マンジ君、ブツブツ吠えてると、またお菓子を没収されるよ 」










玖珠の魅力的なスポットはまだまだ沢山ありますが、

今回のレポはこの辺でお開きとさせて頂きます 

お付き合い下さった皆様、ありがとうございました 







●参考 : 大分県 童話の里 玖珠町 『 玖珠さんぽ 』

玖珠町観光協会発行 『 浦河内おおのはる きじ車の里 』

玖珠町教育委員会発行 『 国指定史跡 角牟礼城 穴太積みの城 』








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2012/10/23(火) 18:36 | コメント:6 | トラックバック:0 |


お食事茶房 金太郎さんで、お腹も心も満たしたあとに訪れたのはココ

豊後森( ぶんごもり )機関区。 この日( 10月14日 )開催されていた

機関庫まつりの会場は、JR久大線 豊後森駅の南側です 

豊後森機関区と周辺の鉄道図

特急ゆふいんの森号も走る久大線( 旧・大湯鉄道 )の工事が始まったのは

大正3( 1914 )年4月 それから20年の歳月をかけ、昭和9( 1934 )年

11月に全線が開通
。 久大( きゅうだい )本線は、福岡の久留米と大分を結ぶ

重要な幹線・九州横断鉄道となります。 同年同月、豊後森機関庫も落成

機関庫を備え、久大線の中継拠点として華々しくスタートした豊後森駅







ところが、繁栄の歴史が始まった矢先の昭和16( 1941 )年、第二次世界

大戦が勃発。 鉄道レールの供出命令で一部区間が運転休止に追い込まれ、 

米軍戦闘機の攻撃では、豊後森機関区の機関士に死傷者も出たといいます 







昭和20( 1945 )年8月、終戦を迎え、大雨被害からの復興も果たした

豊後森機関区・豊後森駅は昭和29( 1954 )年、職員数2百人以上、

車両本数25両、昇降客1日5千人を超える最盛期へと突入


旧豊後森機関区の関連遺産として2009年に近代産業遺産認定

昭和45( 1970 )年、ディーゼル車の導入で、蒸気機関車は廃止に。

それに伴い豊後森機関庫も役割りを終え、あとは寡黙に時代を見つめ続ける

廃墟の佇まいへと次第に変貌・・・。 しかし、保存を訴える地元有志の方々の

働きかけが叶い、平成18( 2006 )年、玖珠町が機関庫と跡地を購入 

そして遂に 平成21( 2009 )年2月、旧豊後森機関区の関連遺産として

扇型機関庫と転車台が 経済産業省の近代化産業遺産に認定されました










旧豊後森機関庫は、松山ケンイチさんと瑛太さんの鉄道マニアぶりに思わず

クスッとなる森田芳光監督のコメディ映画 『 僕達急行 A列車で行こう

( 公式サイト : http://boku9.jp/index.html )にも登場します

森田芳光監督作品 『 僕達急行 A列車で行こう 』 (C)「僕達急行」製作委員会

ロケの時は地元紙でも大きく報道されたんですが、観に行けず仕舞い

しかも公開された今年の春は、臼杵が舞台の映画 『 種まく旅人 』 を観て

そっちのロケ地めぐりに夢中になってまして、 “ ぼくきゅう ” は、

映画の紹介番組で見所をチェックしただけ... WOWOW待ち状態です










こちらは間もなく催行される 旧豊後森機関庫案内ツアーPR活動中の

ボーイスカウトさん 個人で勝手に機関庫へ立ち入る事はできません

扇型機関庫と転車台・久留島武彦先生は日本ボーイスカウトの発足育成にも尽力

玖珠生まれの口演童話家 久留島武彦氏は、ジャパン・ボーイスカウトの

基礎を築いた方でもあるそうなんです。 1924年にデンマークで開催された

ボーイスカウトの世界ジャンボリー大会では、アンデルセンの旧跡を訪ね

アンデルセンの復権運動にも尽力。 デンマーク国王より勲章を授かった事が

久留島武彦氏が 日本のアンデルセン と呼ばれる所以のようです。










機関庫まつり会場では、ミニ蒸気機関車も走ってました

ミニ蒸気機関車も走ってます

童話の里の機関士さんの手元を熱心にみつめる男の子

絵本を観ている様な可愛らしい光景に思わずパチリ









整備完了で出発進行   行ってらっしゃーい

機銃掃射痕もある機関庫

ミニ蒸気機関車は、近代化産業遺産・豊後森扇型機関庫と転車台の

間に敷かれたレールの上を周遊します。 割れ落ちたままの窓ガラスに

機銃掃射痕も生々しい遺跡の様な扇型機関庫が、小さな蝋燭の灯を

風から守る大きな掌みたいに見えるのは、まーりたんだけでしょうか 


扇型機関庫と転車台・機関庫祭りは毎年10月中旬に開催

かつては本線より引き込んだSLを乗せ、建物面積1785平方メートルの

放射状の機関庫へ自由自在にさばいていたという転車台( ターンテーブル )。

今は茶色く錆びついて、空虚さや寂寥感すら漂わせているものの、

よーく目を凝らして心の耳を澄ましてみると・・・ほら、見えてきそうですよ

SLの走り抜ける音や、働く機関士さん達の声と一緒に、往年の姿が











たとえば、こんなふうに

豊後森機関庫保存委員会資料より

それにしても煙の匂いだけは空想世界とは思えんリアルさだわ~

もしかして、いよいよスプーンおばさんレベルに達するのか~

とりあえず覚悟はできてるけど











・・・と思えば、焦げた匂いの正体はコレでした 

何だか愛嬌のあるお顔です

左の輪っかを高速回転させながら、右の耳や頭のてっぺんから煙を出して

地団駄踏んでる機械を発見 しかしまぁ何とも愛嬌あるお顔ですこと









ひょっとこトーマス君( 仮名 )の仲間は他にも大勢 

焦げた匂いでいっぱいの石油発動機運転會会場

機関庫の右手前スペースは、石油発動機運転會会場になっていて

愛好家の皆さんがそれぞれ持ち寄った自慢の発動機を動かしては

幸せそうに眺め、お仲間との交流を深めていらっしゃいました。面白そ~

昭和30年生まれ4馬力ののカナミツさん、怒ってる?

昭和30年生まれ4馬力のカナミツさん 怒ってる 










こちらは、ハウルの動く城を思わせる独創的スタイル

ヤンマーマリンエンジン。金属製のバッタ足を付けたら歩きそう

金属製のバッタ足を取り付けたら跳ねそうなほどジタバタ してます

孤高のハウルさん( 仮名 )は、44馬力のヤンマーマリンエンジンですって





楽しむ心を持ち続けてる素敵な方々にまたしても出会えた事に感謝









会場入口ステージでは、お洒落なコスチュームの音楽隊が生演奏中

機関庫まつり会場入口ステージでは音楽隊が演奏中

もう少し聴いてたいけど、今日は他にも訪ねたい場所があるので、

機関庫まつりの会場を後に、次の目的地へと向かいまーす





機関庫まつりは毎年10月中旬、豊後森機関区で開催されます






●参考 : 玖珠町まちづくり推進課発行( 資料提供・豊後森機関庫保存委員会 )

パンフレット 『 昭和の証人 旧豊後森機関区 扇型機関庫 転車台 』

玖珠町教育委員会発行 『 子どもたちとともに歩んだ口演童話家 久留島武彦 』

森田芳光監督作品 『 僕達急行 A列車で行こう 』 (C) 2012 「僕達急行」製作委員会








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2012/10/20(土) 17:24 | コメント:6 | トラックバック:0 |


可愛い屋号と趣たっぷりの佇まいに迷わず入店したお食事茶房 金太郎さん。 

小さな小さな旧豊後森藩城下町のメインストリート、森本町通りにあります。

ガラガラ引き戸を開けると、カマドセットが置けそうな広さの土間があり、

くったりした大きなクマのぬいぐるみ風の金太郎くんが迎えてくれます 

棚には、そろそろ玖珠の銘菓と言われ始めるのでは?夢工房さんの手づくり

かいぞくかりんとう他、玖珠の名産品、おみやげが並んでました

お食事茶房・金太郎店内

カウンターも設けられた板張りの客席。 どっしり重厚な空気感を醸す

お食事茶房・金太郎さんは、築100年の古民家なんだそうです。 





お店正面の路地を少し入った場所に3~4台分の専用駐車場があり、そこで

大女将さんでしょうかね、ちょうどワンコ( コーギー )2匹をお散歩に連れ出す

ところだったので駆け寄り、ナデナデさせて貰いました。 犬は見境なく好きで、 

制御不能の心底スキスキ光線を放出しまくりながら近づいたためか、

はたまた仲間だと思われたのか、これでもかと云わんばかりの大歓迎を受け、

びっしょりになった右手をもてあましつつ、金太郎さんへ入った次第です








金太郎さんの女将さんは、包み込むような笑顔が印象的な方 

手を洗いに入ったトイレも、細かな部分まで配慮がなされていて愕くばかり 

( 西部劇に出てきそうな扉も面白くて、まーりたんその場で2度ほど往復



そんな素敵な女将さんが出して下さったお手拭きで再び手をぬぐい、

お茶を飲み、一息ついて、さて何にしようかな

金太郎さんのスタッフはライダーさんだそうです。

メニュー右上部分に、これまた心温まるインフォメーションを発見


『 どこか懐かしい小さな城下町にある お食事処・金太郎。

おひとりさまでも、お友達とでも、カップルさんでも、お仕事の途中でも

ファミリーさんも、小さな赤ちゃんやお子さんがいても大丈夫!

おもちゃや絵本もあります。 スタッフも4歳児子育て中。

ライダーさんも大歓迎。 スタッフもライダーです
 』 






スタッフのライダーさん( 若旦那さんでしょうか )は、ブログも運営されて

いらっしゃるそうで、この日帰宅後に早速アクセスしてみました

『 玖珠町のお食事処金太郎 』 URL:http://blog.goo.ne.jp/tamakyutaro

お店のご紹介だけに留まらず、玖珠町のイベント情報、来店されたライダーさん

との交流話など内容盛りだくさん 楽しく拝見させて頂きました

因みに水曜どうでしょう、ウチも夫婦してCS放送を録画して観るほど好きです

お店で大泉洋さんの写真を見つけたウチのダンナさん、ニンマリしてました









さて、おまちかねのランチです

相方がオーダーしたのは カレーうどんセット

なんと小鹿田焼の器に入ってやってきました 

「 渋いやろ? 」 と、何やら得意げ 

「 服にハネを飛ばさんようにね 」

まーりたんが言ってるそばから一滴、しかもスラックスに飛沫が~

お手拭きでポンポン叩くようにとの処置命を直ちに実行したダンナさん。

言い逃れできない最悪の事態だけは免れました。 めでたしめでたし。

かぐや姫セット・相方は小鹿田焼の器入りカレーうどん

で、まーりたんは人気メニューの かぐや姫セットにしてみました。

とり天だんご汁と、大分の素朴で代表的な郷土料理が味わえるセットですが、

かぐや姫セットのとり天( 鶏の天ぷら )は、そぎ切りにした鶏の胸肉3切れを

フリッター風に揚げていて、金明孟宗竹を思わせる何とも綺麗な黄金色の衣。 

思うに、かぐや姫が生まれた光る竹をイメージしているのかなと



だんご汁をご存知ない方は、具だくさんの豚汁に小麦粉を水で捏ねてのばした

きしめん風のお団子が入ったものをご想像下さい( お肉は鶏肉を使います )。 

ここにも金太郎さんの素敵な工夫が凝らされていて、かぐや姫セットの団子は

きしめん風の小麦粉団子じゃなく、白くてまん丸い餅粉で出来たお団子がひとつ、

それに半月ないし雲形をした平べったい灰色の団子が2枚入ってます 

大根の漬け物は竹の子に見立てた風のカット。 

デザートはブルーベリーアイスでした






素朴な郷土料理の中に、夢と想像力をかきたてる心づくしの演出 

すっかり童心に帰って( まーりたんに限っては年中ですな )楽しみながら

美味しく頂きました。 金太郎さん、ごちそうさまでした
  
お食事茶房・金太郎(森本町通り)

次回は、豊後森機関庫まつりの会場からお届けします









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2012/10/18(木) 20:02 | コメント:4 | トラックバック:0 |


14日の日曜は大分自動車道を西へ 湯布院、九重を過ぎ、玖珠ICで降り

小藩分立時代の豊後一小さな城下町・久留島氏の森藩を散策してきました 

玖珠町・森町界隈を散策中

え~っと、玖珠町発行の散策マップでは確かこの辺りのはず・・・








あっ、見つけた 民家の壁に施された桃太郎の鏝絵です

桃太郎の鏝絵


まーりたんが今歩いているのは、玖珠( くす )町の森本町通り

佐伯城主・毛利高政公が日田隈城のお殿様だった時代に整備した

角牟礼( つのむれ )城址と、後に伊予国( 愛媛 )から玖珠へ入封し

森藩一万四千石の主となった久留島( くるしま )氏の旧庭園が遺る

角埋( つのむれ )山へと、南北に真っすぐ延びるメインストリートです

童話の里・玖珠散歩パンフレットより

マップをご覧になってお分かりの通り先程の桃太郎の鏝絵だけでなく、

かぐや姫に一寸法師、浦島太郎に金太郎などなど、このエリアは

おとぎ話のヒーロー&ヒロインを象ったオブジェで溢れているんです


金太郎の石像

金太郎、そしてきょとんとした表情と座り方から推測するに、幼児金太郎に

いとも簡単に投げ飛ばされ、「 え?なんで? 」 状態に陥っているクマです、

恐らく...。  まーりたんとマンジ君の日常風景ではありませんよ







脇を固める主役級名キャストも

旧森町郵便局

棍棒を手に旧森郵便局の前で睨みを利かせている鬼さんは、

泣いた赤鬼には見えないなぁ。 やっぱり鬼ヶ島の方かしら






で、豊後森藩( 現・大分県玖珠郡玖珠町 )がこれほどまでにメルヘンなのは

何ゆえかと云いますと、童謡『 夕やけ小やけ 』の作詞を始め、童話の執筆や

機関誌の創刊、更に子ども達の想像力育成を目的とした童話の読み聞かせ

= 口演童話家としても活躍された久留島武彦氏の故郷だからなのです






ここ、森本町通りには久留島武彦先生の記念館があります。

遺品のほか、森藩主・久留島氏の史料等を多数展示。

久留島武彦記念館入口


言うまでもなく、久留島武彦氏は豊後森藩主・久留島氏の子孫です。

玖珠町教育委員会・社会教育課発行のパンフレット( 下の画像 )によると、

明治7( 1874 )年、豊後森藩久留島家13代通簡の兄・久留島通寛の

長男として生まれ、大分中学校( 現在の大分県立上野丘高校 )で学び、

英語教師ウェンライト先生の影響を受け、キリスト教に傾倒してゆきます 

玖珠町教育委員会社会教育課発行パンフレット・久留島武彦

17歳の時に武彦の父・道寛が他界したことで、宗家との確執から除籍、

学費も絶たれますが、アルバイトで苦学を続け、19歳で日曜学校の

校長となり、子ども達の心に働きかける仕事に終生を捧げる事を決心。 

口演童話の依頼があれば全国どこへでも駆け付けたのだとか 





久留島武彦氏は、『 子ども達にとって お話は遊びの道具ではない。 

彼らがその置かれた環境を解釈し、共鳴し、思索・研究するための

真剣勝負の材料である。 ( お話が )文学的基礎の上に立つ事は

否定できないが、文学としてだけ取り扱う事は適当ではない。 

大人の見地からは文芸のひとつであっても、子ども達から見れば

主要な生活要素のひとつである
』 という言葉を遺されてます 







人を牧する地位にありながら、常に子ども達の目線に立ち、想像し、

考えを巡らせる。 正面から向き合う努力を怠らない久来留島先生の

真摯な心に触れた子ども達は、認められる喜びを感じたでしょうし、大いに

満たされたでしょうね そして、誰かに分けても簡単に減らないぐらいの

心の豊かさや幸せも、同時に育んで行ったのではないかなと思います 

久留島記念館


久留島武彦記念館から再び、角埋( つのむれ )山方面へ歩いていくと、

メインストリートから少し奥まった場所にある普通のお宅の軒下壁面に

これまたほのぼのとした昔話の絵を発見。 舌切り雀かしら

舌切り雀かな?

過去記事 コチラ でもご紹介してますが、玖珠エリアにはメサと呼ばれる

世界でも珍しい形の山や奇岩が集中してるんです。 どんな形かというと

大きな木の切株を思わせる台形型。 上の画像右奥に写ってるのは、

国指定天然記念物の大岩扇 玖珠のエアーズロック 

国指定天然記念物・大岩扇

標高691.1mの大岩扇( おおがんせん )山は、中津の耶馬渓にも多く見られる

奇岩風だけど、万年( はね )山や 伐株( きりかぶ )山などは、緑に覆われた

普通の円錐形をした山の中腹から上半分を、大斧でバッサリ伐ったかのよう。 

何ともユニークで不思議なんですよね








さて、歩いて笑って考えてお腹が空いたので

後半の散策にそなえ、腹ごしらえと行きたいと思います 







次回は、こちら森本町通りの御食事茶房・金太郎さんでのランチと...

お食事茶房・金太郎(森本町通り)

この日、JR久大線 豊後森( ぶんごもり )駅そばで開催されていた

機関庫まつりの様子をお届けする予定です。

あ、お店の壁にポスター貼ってますね







おとぎの国の小さな小さな城下町散策、どうぞ引き続き

のんびりと御観覧頂ければ幸いです







いつもお世話になっているスキンケアハウス・カナモリの中村社長様、

日曜日は御膝元にお邪魔して来ましたよ 森藩城下町や機関庫の他

栖鳳楼、小松女院伝説が残る三日月の滝、キジ車の里も訪ねました。 

玖珠町、魅力あふれる素晴らしい町でした







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2012/10/16(火) 17:17 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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