桜が満開を迎えた頃に訪れた福岡県 豊前( ぶぜん )市

ゆでたまご小惑星ミツマタ

32号線を豊前市街地方面へ


暫く走ると、右側急坂の下に 『 NPO法人 森の学校 もみじ学舎

コンクリートで固められた傾斜35度はありそうな坂を、ちょびっと勇気を出して

一気に登りきった場所には、空色をした趣たっぷりの木造校舎が建ってました





「 バイオリン作り のんびりやってます

見学用に?1枚だけ割られたガラス窓から、中を覗き見させて貰いました



わぁ、森の中のヴァイオリン工房です

ここでバイオリンのチューニングや試演奏をしていたら、ネズミやカッコウなど
森の動物たちが指南にやってきそう




バイオリン工房に現れそうな森の動物たちは、校舎の廊下窓辺に居ました

値札がついているものもあり、購入できるみたいです。
もみじ学舎の各教室は別棟のバイオリン工房然り、それぞれが作家さんたちの
アトリエになっていて、木彫に染色工房、燻製やパン工房等々、バラエティ豊か。
「 どこでもご自由にご覧下さい

斜向かいの教室が事務所の様でしたので、ガラガラと引き戸を開けて御挨拶。

まーりたんと同世代ぐらいの女性が、丁度忙しそうに電話の応対をしていて、
こちらに気づくと、受話器を肩に



温かみ溢れる ややオーバーめの身振り手振りで、返して下さいました


求菩提山の麓、廃校になった川底小学校の旧校舎と校地跡を利用した
『 もみじ学舎

また、心身に病を抱えてしまった方々が自然の中で、工房体験を通しながら
自分らしい日常を取り戻していく場としても機能している様です


ランプシェードもスタンドも自然素材。 擦りガラス越しの柔らかな陽射しを背に
懐かしい椅子に腰かけてみたり、掘り炬燵に足をすとんと落としてみたり

聴こえるのは鳥の声と風の音ぐらい。 そこらじゅう木の香りで満ちてます

職員室は、喫茶ルームになってました



イタズラがばれて職員室に呼ばれた小学生気分で、おっかなびっくり入室


「 喫茶の方がいない時は、にくしみを込めてこのボタンを押して下さい 」
なんて、オチャメな札が


おひとりで凄く忙しそうだったので、ボタンは押さず休憩だけさせて頂きます


奥の窓際席から見渡した職員室。 棚に並ぶコーヒーカップに調度品。
温もりに満ちたアート空間で、先生に叱られても長居したくなります

あっ、事務所へ来てた若手作家さんらしき人が帰っていく・・・


木の匂いと優しさに満ちた 『 森の学校 もみじ学舎 』。
とっておきの場所にしたいほど素敵な所でした


求菩提山麓、また来よう

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