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まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
ブログへようこそ(*^^*)♪

日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

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桜が満開を迎えた頃に訪れた福岡県 豊前( ぶぜん )市 

ゆでたまご小惑星ミツマタの咲く求菩提資料館を後に、岩岳川に沿って県道

32号線を豊前市街地方面へ 途中、下河内交差点で右折。 県道2号線を

暫く走ると、右側急坂の下に 『 NPO法人 森の学校 もみじ学舎 』 の看板。



コンクリートで固められた傾斜35度はありそうな坂を、ちょびっと勇気を出して

一気に登りきった場所には、空色をした趣たっぷりの木造校舎が建ってました

もみじ学舎(豊前市大字上川底)

向かって校舎左手前の棟、壁面に楽器のオブジェを発見


もみじ学舎・バイオリン工房(森の小動物たちが遊びにやって来そう)

「 バイオリン作り のんびりやってます 」 と、書かれてます。

見学用に?1枚だけ割られたガラス窓から、中を覗き見させて貰いました


もみじ学舎・バイオリン工房の中を覗いてみました

わぁ、森の中のヴァイオリン工房です

ここでバイオリンのチューニングや試演奏をしていたら、ネズミやカッコウなど

森の動物たちが指南にやってきそう セロ弾きのゴーシュみたいに

もみじ学舎・窓辺に並んだ作品たち

バイオリン工房に現れそうな森の動物たちは、校舎の廊下窓辺に居ました

値札がついているものもあり、購入できるみたいです。 





もみじ学舎の各教室は別棟のバイオリン工房然り、それぞれが作家さんたちの

アトリエになっていて、木彫に染色工房、燻製やパン工房等々、バラエティ豊か。

「 どこでもご自由にご覧下さい 」 との貼り紙もありましたが、土間を入って右手

斜向かいの教室が事務所の様でしたので、ガラガラと引き戸を開けて御挨拶。 

もみじ学舎・各教室は工房になってます

まーりたんと同世代ぐらいの女性が、丁度忙しそうに電話の応対をしていて、

こちらに気づくと、受話器を肩に 「 どうぞ、ごゆっくり見学ください 」。

温かみ溢れる ややオーバーめの身振り手振りで、返して下さいました


もみじ学舎・NPO法人 森の学校

求菩提山の麓、廃校になった川底小学校の旧校舎と校地跡を利用した

もみじ学舎 』 には、小倉南区や京都で活躍中の作家さんの工房があり、

また、心身に病を抱えてしまった方々が自然の中で、工房体験を通しながら

自分らしい日常を取り戻していく場としても機能している様です


もみじ学舎・まるごとアートな癒し空間です

ランプシェードもスタンドも自然素材。 擦りガラス越しの柔らかな陽射しを背に

懐かしい椅子に腰かけてみたり、掘り炬燵に足をすとんと落としてみたり

聴こえるのは鳥の声と風の音ぐらい。 そこらじゅう木の香りで満ちてます





職員室は、喫茶ルームになってました

職員室は喫茶室になってます

イタズラがばれて職員室に呼ばれた小学生気分で、おっかなびっくり入室

にくしみをこめて押してくださいなんて(笑)

「 喫茶の方がいない時は、にくしみを込めてこのボタンを押して下さい 」

なんて、オチャメな札が さっき御挨拶した女性スタッフさんの制作かな?


もみじ学舎・職員室(喫茶ルーム)

おひとりで凄く忙しそうだったので、ボタンは押さず休憩だけさせて頂きます


もみじ学舎・喫茶室

奥の窓際席から見渡した職員室。 棚に並ぶコーヒーカップに調度品。

温もりに満ちたアート空間で、先生に叱られても長居したくなります







あっ、事務所へ来てた若手作家さんらしき人が帰っていく・・・

もみじ学舎喫茶室(くぼて山僧の墨染め風に舞いいま灯ひとつここに・蕗)

木の匂いと優しさに満ちた 『 森の学校 もみじ学舎 』。 

とっておきの場所にしたいほど素敵な所でした

求菩提山麓、また来よう










本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます

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2013/04/02(火) 14:09 | コメント:21 | トラックバック:0 |

ポップコーン山桜に続きまして、エッグカッターで茹でタマゴを賽の目にした様な

またまた美味しそうなコチラの お花 ご存知の方も多いとは思いますが、

沈丁花科のミツマタという花で、戦国期以降は和紙の原料にされたそうです 

ミツマタは小惑星の名にもなってるとか ご興味ある方は調べてみて下さい

福岡県立求菩提資料館とミツマタ(3月の花)

ミツマタ小惑星群越しに見え隠れする幟の文字 “ 官兵衛 ” にもご注目

白い建物は、福岡県立 求菩提資料館です。






来年の放送が決まった大河ドラマ 『 軍師 官兵衛 』 に満を持して、黒田官兵衛

( 如水 )の足跡が残る場所には今、こうしたサイン幟が続々と立てられていて、

資料館とキャンプ場が在る福岡県豊前市の求菩提( くぼて )山も、その一か所

求菩提キャンプ場(豊前市商工会・豊前市観光文化協会の幟も)

豊前市商工会議所・豊前市観光文化協会制作の幟ですネ

大分県内で見かける黒田武士顕彰会の幟とはデザインが少し違ってます






文禄2( 1593 )年、豊前( 福岡県東部~大分県北部 )領主となって6年後、

名を如水円清と改めた官兵衛は、求菩提山の座主・北中坊豪貴に歓待されて

この地で家臣らと桜狩り愉しみ、和歌を詠んだそうです 求菩提資料館には

黒田如水公と家臣達、そして座主の詠んだ和歌13首が展示されています。

福岡県立求菩提資料館(豊前市)

建物の外に、写真撮影はご遠慮くださいとの案内板があったので

カメラをバッグにしまい 「 こんにちは~ 」。 スリッパに履き替えて入館すると、

ストーブが焚かれてるロビーの奥から学芸員の方( 70代ぐらいの女性でした )が

にっこり笑顔で顔を覗かせて、 「 良かったら、そこの台紙に名前書いとってね

なんて言って下さいます。 静かで快適で、アットホームな雰囲気の資料館です 







古より豊前の人々は “ 宇佐、羅漢、彦( 英彦 )、求菩提 ” と語呂良く呼び、

宇佐八幡、羅漢寺、英彦山、求菩提山を、必ず参詣すべき 四大聖地として

崇拝して来たんだそうです( 参考 : 求菩提資料館ジャーナル・修験道に学ぶ )。



そんな豊前の歴史的4大パワースポットのひとつ、ここ求菩提( くぼて )山は、

自然へ感謝し 神様も仏様も分けずに崇める山岳信仰( 修験道 )が盛んで、

その歴史は古墳時代( 5~6世紀 )にまで遡るのだとか 求菩提資料館では

おもに修験道に関する史料、古文書や出土品、神仏像、厳しい修行に日々励んだ

山伏達の生活用品に至るまで、貴重な品々を展示。 しかも入館は無料です






展示物撮影不可の為、求菩提資料館ホームページから拝借した画像ですが、

恐らくクボテンくんのモデルであろう山伏スタイルの “ 求菩提山八天狗像 ” 。

火伏の神として信仰を集めたカラス天狗像(求菩提資料館HPより)

解説によれば、求菩提山に棲む天狗は山伏の姿をしたカラス天狗で、その名を

次郎坊といい、「 火伏せの神 」 として、山中の天狗社に祀られたそうです。

火は水によって鎮められます。 つまり天狗は雨を降らせる水の神であり、

農業信仰とも結びついていたとのこと。 更に興味深いのは、天狗の姿はその

土地々々によって様々ですが、彼等のルーツはどうやら流星の様なんです





十余年前になるでしょうか、大分IC の裏山へ獅子座流星群を見に行った時、

蝉が羽化する様な格好で車から身を乗り出し空を見上げていたら、閃光と共に

バチッという大きな音がして星が流れ、その鮮烈さは今でも忘れられません。

昔の人が山奥で見れば、宙を飛び交い、大きな羽音と共に地上へ降りてくる

怪獣と錯覚しても不思議じゃないですよね。 それとも、昔は本当に居たのかも






さて、才尾の一本桜の記事で少し触れた求菩提産のお茶は、山伏達が生産し

領主への進物の他、檀家廻りの際に持ち歩き、宿代等に充てていたそうです。

資料館内には、新年の祈祷の為に茶を贈られた事に対する大友宗麟公からの

礼状も展示されていました。 礼状横の解説板によれば、お茶を “ 飲む ” という

行為は祈りにも通じ、魂を鎮めるための宗教的意味合いも含んでいた模様

大友宗麟公の時代は、デッドオアアライブの戦国まっ只中でしたしね( 切実 )。 









山ふかく 分け入る花の かつ散りて 春の名残も けふの夕暮れ

by 孝高入道円清   ( 求菩提資料館 展示史料より、官兵衛の和歌 )

求菩提史料館内より。山ふかく分け入る花のかつ散りて春の名残りもけふの夕暮れ(円清)黒田如水

豊前へ入国後、激動の5年を経て、48歳の官兵衛は如水円清と号します。

この和歌を詠む時、黒田如水公が見てたのはもしかして、こんな景色









本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます

2013/03/29(金) 19:25 | コメント:12 | トラックバック:0 |

九州で一本桜といえば、熊本県南阿蘇村の 一心行の大桜が有名ですが、

福岡県豊前市を一望できる丘陵地にも、才尾( さいお )の一本桜と呼ばれる

山桜の大木があるんです  実際に見に来たのは今回が初めて、ですけどネ





国道10号線を北九州方面へ 天地山公園入口を左折して5分程走ると、

右手前方の丘に大きな綿飴みたいな塊が、背後の山からぼんやり浮き上がって

見えてきます 道の駅 豊前おこしかけで入手した 豊前市 花マップでは、

才尾の一本桜の見頃は3月下旬から4月上旬との事でしたが、今年は例年より

早めなんでしょうかね、先週土曜に訪れた時には、既に満開に近い状態





臨時駐車場に車を置いて、木々の生い茂る山道をひたすら歩きます

舗装整備されているため険しさは感じませんが、かなりの急勾配で、その上

くねくねと蛇行 膝が笑いかけたところで、ようやく頭上と視界が開けます  

豊前求菩提山の御茶は大友宗麟や細川忠興公へも献上されていたと言います。茶畑を越え、目指すは才尾の一本桜

茶畑越しに豊前市を一望 茶の文化はその昔、臨済宗のお坊さんが 宋より

北部九州へ持ち込み、全国へ拡がって行ったと言われていて、福岡県豊前市産

なかでも求菩提の茶は、大友宗麟公細川忠興公への献上品だったそうです

( 次回ご紹介予定の 福岡県立 求菩提資料館内 展示史料より )









さ、本題の才尾の一本桜は何処かというと・・・( まーりたん、回れ~右

逆光で白く飛んでますがココでーす  まだあんなに遠いのダッタ

まだあんなに遠い!

黄色い花の向こうに見える急坂を登り詰め、ただいま右手眼下に豊前市街を

臨みつつ茶畑前を通過中 で、今度は大きく左旋回し、画像右上

うねりながらアップダウンを繰り返す白い道を、その遥か先に見える桜の下まで

巡礼者の様に歩くのであった また、地面から40cm位の高さで等間隔に

獣除け?の針金が張られてます。 見学の際は、引っかからないようご注意






足元に目を配りながら歩いていたら、スミレの花を見つけました

すみれを見つけました。道草ばっかり


頭上には、ネコヤナギ。 

大半が長けてゲジゲジになったネコヤナギの中にしぶとく残るコクーンを見つけて喜んだり

大半が長けてゲジゲジになっていたものの、しぶとく残るコクーンも

いくつか見つけ、その愛らしさに思わずニンマリ








道草ばっかりして、置いてくぞー 」 by 相方

道草ばっかりして、置いて行くぞーby相方

ドタバタ走ってウチのダンナさんに追いついたところで、

前方から本格的な撮影機材を提げたカップルが。 30代ぐらいかな? 

才尾の一本桜を撮影して帰って行く30代ぐらいのご夫婦

すれ違いざま振り返ってパチリ

そしてまた歩く









大変長らくお待たせ致しました。 

コチラが福岡県豊前市にある才尾の一本桜です

才尾の一本桜にやっと到着

熊本の一心行の大桜に比べれば、幹まわりは4.5メートルとややスリムながら

日当たり良好な丘陵育ちのせいかその枝ぶりは素晴らしく、堂々たる佇まい。

豊前市才尾の一本桜

まーりたんが生まれる遥か昔からこの丘の上に居て、

変化し続ける豊前の街を見守ってきたんですね・・・ 

できる事なら才尾翁に突撃インタビューしてみたい

豊前市内が一望できる丘の上に立つ才尾の一本桜


それにしても、こう・・・なんというか、ヤマザクラって

豊前市・才尾地区の一本桜

見れば見るほど、ポップコーンに見えてくるのは私だけ~?

山桜ってなんかこう・・・ポップコーンのようだ。味塩ふってみたい

アジシオふったら美味しそう







まーりたん一味と入れ替わりにやってきた初老のご夫婦。

撮影した桜をご主人に見せる奥様

携帯で撮影した才尾の一本桜を、ご主人に見せている奥さま。

しきりに感想を求めている様子。 お孫さんにでも送るのでしょうか

お孫さんにでも送るのかな?

なんとも微笑ましい光景だったので、これまたパチリ勝手にゴメンナサイ









さて、次なる探訪先はクボテンくんのお山、豊前市の求菩提山です

クボテンくん(豊前おこしかけ駐車場にて)

求菩提( くぼて )山は古より、自然を神様と崇め、人々の幸せを願う山伏たちが

厳しい山岳修行に勤しんだ山で、マスコットキャラクターのクボテンくんも山伏の

出で立ち 求菩提山はまた、戦国期に豊前( 福岡県東部~大分県北部 )を

治めた大名・黒田如水公が和歌を詠み、花見を愉しんだ山としても知られます


宜しければ次回もどうぞ、のんびりバーチャル散策をお楽しみ下さい



 




本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

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2013/03/27(水) 10:20 | コメント:16 | トラックバック:0 |
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