大分県別府市の　明礬（　みょうばん　）温泉郷にある湯宿

岡本屋さん監修の　地獄蒸し風プリン　４個入り１９８円です。



昨年春から市内のスーパーで売られていて、別府の温泉熱で蒸した

ご当地プリンの味を手軽に、リーズナブルに愉しめます　

パッケージデザインがリニューアルされてました











「　まーりたんが今日のおやつに買ってきた

地獄蒸し風プリンを黒い器に出してみますニャ　」






「　プッチンプリンの様にするりとは行かニャいが、

ニャんとか移動に成功したのだニャ　」






「 こだぬき君、今日のおやつはプリンニャのだ 」



「 ややっ こだぬき君の背中が煤けているニャ 」














「　そんニャに沈んでどうしたニャこだぬき君　」



「　マンジ君・・・







金環日食、観察できなかったね・・・　」







「　金環日食を一番楽しみにしていたのは、

ニャんと、こだぬき君のようニャのだ　」



「　今朝の大分市は小雨で、お家からの

金環日食の観察は無理だったのですニャ　」











「　それにしても 酷い落ち込みようだニャ～　」






「　とりあえずアレを試してみるかニャ　」














「　そうかい、おやつの時間かい？

もうそんな時間なんだね、マンジ君・・・　」



「　今日のおやつは地獄蒸し風プリンニャのだ、

ウマいゾ、こだぬき君　」














「　おや、黒い器に地獄蒸し風プリン

マンジ君、これはもしかすると・・・　」



「　金環日食仕立てかい？　」














「 カラメルソースの月は、ほろ苦くて美味しいね　

ぼく、元気になるよ。　ありがとう、マンジ君 」







「　あっ、いけない

金環日食に準えてマンジ君を観察していたことをすっかり忘れてた。　

今日のマンジ君は思いやりに溢れているが、いつまで続くかは不明だ。　

これは金環日食の影響だろうか、それとも・・・ 」






金環日食の観察を楽しみにしていたマンジ君とこだぬき君を心配して、

本日お忙しい中メールを下さったサロン・カナモリの中村社長様、

お世話になっているスタッフの皆様、こんな顛末になりました　

いつも温かなメッセージ、お気遣いを頂き、心より感謝申し上げます








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「 明朝は金環日食ですニャ～ 」



「 大分市はギリ金環日食帯に入ってますニャ 」















「 マンジ君の浮かれ具合は、まーりたんさんにそっくりだ・・・ 」



「 ややっ、この日食メガネは直ぐにズレるニャ～

次回３００年後はオーダーメイドにするかニャ 」















「 マンジ君、国立天文台のホームページだよ　見てごらん 」





「 トップページ動画では、金環日食の仕組みから

観察方法まで、とても解り易く紹介されてるよ 」





「 環っかの一部がツブツブの光にニャっているゾ、こだぬき君 」



「 月の表面が凸凹していることで起きるベイリービーズという現象だよ。

細かい部分まで観察できると、もっと楽しいだろうね、マンジ君 」















「 だからって、望遠鏡に日食メガネを当てて観てはダメだよ　」



「 そんニャコトをするのは、まーりたんぐらいしか居ニャいのだ 」















「 だったら、その双眼鏡は何だいマンジ君。

お目々が目玉焼きになっても知らないからね 」






「 こちらへおいで、マンジ君。

良い機会だから太陽について少し勉強しよう 」




「 まーりたんさんが関崎海星館で頂いてきた、天文教育普及研究会

企画・監修の　“　一家に１枚　太陽　”　だよ、マンジ君 」



「 地球環境や生活に大きな影響を与える恒星　太陽について、

天照大神の神話から最新の観測結果まで、沢山の情報が載ってるよ 」
















「 オツムがスーパーノヴァにニャってしまうのだニャ 」



「 あっ、どこへ行くんだい　マンジ君 」















「 また食品庫を覗いてる。　イタズラはマンジ君の本能なんだろうか 」



「 そうだ　良い機会だから日食に準え、マンジ君を観察してみよう 」















「 マンジ君は、まーりたんさんの目を盗んで今日も食品庫をチェック

しかし、残念ながらお菓子の買い置きは見つからず、

若干肩を落とし気味に僕の前をトボトボと通過・・・っと 」




「 あれは別府駅に置いている別府ご当地プリン食べ歩きマップだ

マンジ君は、金環日食がプリンに見えたんだろうか

おそるべき思考回路だ・・・ 」



「 でも確かに、カラメルソースのかかったプリンを上から見た感じは

金環日食に似ている気もするなぁ　

地獄蒸しプリンの気泡は、ベイリービーズのようでもあるし・・・　

マンジ君の食い意地とお菓子への執念は計り知れない 」














「　マンジ君は食品庫を覗いた後、まーりたんさんが別府駅から持ち

帰った、別府のご当地プリン４８個が載った食べ歩きマップの表紙を　

うらめしそうに眺め、食い入るような目でひとしきり物色。　そして... 」






「 フテ寝・・・と 」



「 金環日食はマンジ君の本能に何かしら影響を及ぼすのだろうか

突然ヌイグルミが変わったようにお利口さんになり、まーりたんさんを

驚かせる可能性も無きにしも非ず・・・　　よし、今日はここまでだ 」












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「　たまにはまーりたんの頼みを聴いてやるかニャ　」




「　マンジ君、デロリアンで何処へ行くんだい　」



「　まーりたんから２００３年の大切ニャ思い出を

取ってくるように頼まれたのだニャ　」















「　すぐに戻ってくるのだニャ～　」



「　気を付けるんだよ、マンジ君　」














「　マンジ君、９年前の過去へ消えちゃいました　」





「　・・・と思ったら、もう戻ってきた　」




「　フードの中のものは天体写真かいマンジ君　」



「　２００３年の火星大接近と南極の日食写真ニャ　」














「　へぇ、凄いや。僕が製造される７年も前だ・・・

マンジ君はとっくに存在してたんだよね　」



「　大きい写真は２００３年１１月、南極で撮影した

日食の生写真ニャ　天文家の船田工先生から

分けて頂いたものだニャ。　小さい方は、大接近

した火星の画像をプリントアウトしたものだニャ　」










「　まーりたんは当時、天文チームに在籍していた

よしみで、船田先生が古希を記念し出版された

ご本まで　謹呈付きで頂いたのだニャ　」





「　船田先生の　“　星追いの旅Ⅱ　　カメラで追った

星の世界　　”　素敵な本だね、マンジ君

隣の　月刊 天文ガイド　はバックナンバーのようだけど・・・　」














「　天文ガイド２００３年５月号の読者サロンに

まーりたんの初投稿文が採用されたのだニャ。　

記念に池谷・張彗星の写真入り図書カードも貰い、

まーりたんの喜び方は尋常ではニャかったゾ

人生最初で最後の出来事であろうからニャ　」



天文チームの在籍は都合で１年ほどでしたが、船田工先生から頂いた

記念本と生写真、そして投稿が採用された天文ガイドは家宝であり、

自身にとっての素敵な出来事２００３年編でもあります。

終活の一環として生きてる内にブログに記させて下さいませ










下の画像は、会報誌　アストロインフォメイション２００３年６月号

過去記事　『　黒田官兵衛が開城、富来城を訪ねて　』　で少しだけ

お話させて頂いた梅園の里スターパーティーの様子です



まーりたんは左から２番目。　車椅子の女性はマリンレジャーを通して

知り合った友人です。　２００３年５月に企画した梅園の里での星まつりに

参加してくれました　現在はご結婚され福岡県在住、一児のママです　

因みにウチのダンナさんは最後列に小さく控えめ～に写っております　



国東市安岐町、三浦梅園ゆかりの梅園の里は、館内施設は勿論

公開天文台もバリアフリーが素晴らしく行き届いているんですヨ








在籍中はアマチュア天文家の皆様に大変親切にして頂き、今でも

心から感謝してます　何もお礼が出来ないままですみません　

皆様の今後益々のご活躍、心よりお祈り申し上げます
















「　まーりたんは気が済んだ様だニャ。２００３年の

思い出を　所定の場所に戻してくるのだニャ　」



「　マンジ君、タイムスリップに失敗しないよう

気を付けるんだよ　」















「　それにしても、まーりたんは過去を懐しむ事が

増えたニャ～　恐らく歳のせいだ　ニ゛ャッ　」



「　　」















「　大丈夫かいマンジ君　」



「　本当に予想を裏切らないなぁ、マンジ君は・・・　」














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物心ついて初めてガクアジサイの花を見たとき、

絣　（　かすり　）　の着物をまとった女性の姿を連想しました。　



シンプルで涼やかで、それでいて辛抱強い女性。　

私にとってガクアジサイはそんなイメージです





昨日まで灼熱日和が続いていた大分県も、今日は朝からまとまった雨

更にこれから大雨になるそうで、梅雨もそろそろフィナーレの気配です。　





大分市の長浜神社は今、夏季の大祭　“　長浜さま　”　で賑わっています。

地元では　“　雨の長浜さま　”　とも呼ばれていて、このお祭りが始まると

何故か高確率で雨天に...。　梅雨の終盤時期と重なるからなんですけどネ














「　昨日までは晴れていたのにニャ～　」




「　この分では明日も雨かニャ。　織姫に会えそうもニャいのだ・・・　」



「　マンジ君は七夕の星空散歩を楽しみにしていたんだなぁ　」















えっ、キッチンを貸してって？　　別に構わないけど、どうしたの？




こだぬき君、何を始める気かしら？




赤いお盆に載せてるのは島原素麺みたいだけど・・・。　茹でてるのかな？




今度は冷蔵庫の野菜室を覗いてる




あっ、臼杵産のキュウリにプチトマト



どうする気かしら？








一方、マンジ君はというと・・・？






ご贔屓番組　『　星空のロマン　』　を観ている様子



「　マンジ君、マンジ君、ちょっと　」














「　そんな大きな声を出して一体どうしたニャ？　こだぬき君　」



「　これを見てごらんよ、マンジ君　」













「　ややっ、これはもしや　夏の大三角　ではニャいか　」



「　その通りだよ　星形の胡瓜で夏の大三角を表現してみたんだ　」














「　ベガの隣には四つ星まで付いてるゾ。　ニャんという正確さニャ　」



「　マンジ君は織姫星、つまり琴座のベガには拘りがありそうだからね　」














「　島原手延素麺　天の川仕立て　　だよ、マンジ君　」



「　これはオドロキニャのだ～　」













「　ここで僕、フジジンとっくりこだぬきよりご説明させて頂きます　」



「　夏の大三角というのは夏の星座、琴座のベガ　（　織姫星　）　と　

鷲座のアルタイル　（　彦星　）　、白鳥座のデネブを結んだ三角形の事で、



天の川は、琴座のベガと鷲座のアルタイルの間を縫うように流れています。



マンジ君は昨年、ご贔屓番組　“　星空のロマン　”　で、琴座にまつわる

オルフェウスの悲しいお話を知って以来、思い入れがあるようなんです　」



「　なお参考にさせて頂いた本は星空散歩ができる本・北半球版でした　」














「　宮澤賢治は代表作　『　銀河鉄道の夜　』　で、　“　天の川　”　の事を

“　牛乳を流した様な　”　と喩えているんだよ。　素敵だよね、マンジ君　」



「　牛乳も島原そうめんも　ホワイト　ニャ　」













「　天の川は　“　そうめん流し　”　ニャのだ　」



「　それがマンジ君なりの喩えなんだね　

ただ、器に盛った素麺は　そうめん流し　とは言わないんだけどね　」














外は大雨になっちゃったけど、マンジ君たち楽しそう



こだぬき君の　そうめん天の川　作り

まーりたんも助手として協力したんですけどね～














ん？　ＤＭＣ　（　デトロイトメタルシティ　）　？　




「　予測 はしていたけど、マンジ君は早くも

星空のロマン　にも　そうめん天の川　にも飽きちゃったのかな？　」



「　映画　“　デトロイトメタルシティ　”　を再生してる・・・　」









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移り気なマンジ君に今回もお付き合い頂き、ありがとうございます

皆さまもどうぞ、素敵な七夕を

ご訪問ありがとうございます。


琴座にまつわるオルフェウスの悲しいお話に

すっかり心を奪われて、今度は星に興味を持ったマンジ君。

琴座のベガと夏の大三角形を見るために、只今奮闘中です。



赤道儀づたいに、とうとう望遠鏡の本体によじ登りました。
　

｢　どこから見るのか教えてくれニャ　｣



星は出てるけど昼間だから無理よ、マンジ君。

それに間違ってお日様を見たら大変な事になるのよ。


｢　こっち側は、つんつるてんで何も無いようだニャ　｣



鏡筒にしがみついて、反対側に移動中。

接眼レンズのありかを探しているモヨウです。



｢　ここから見るのかニャ？　｣

それは目標物を導入するためのファインダーですよ～。



えっ、接眼レンズを覗いてる？

わーっ、太陽を見てはダメよ、マンジ君！



｢　ぎゃっ　｣　　まっ、マンジ君っ？



｢　目がニャ～　｣　 目がどうしたって？



｢　もうダメニャ～　｣



マンジ君、しっかりして！



｢　呼んだかニャ～？　｣ 　　わっ、マンジ君の目が！



あっ、ファインダーキャップだったのね。



接眼レンズまで。　　どうしてここにあるの？

｢　レンズ、ついてなかったニャ♪　｣　　びっくりさせて、もぅ。



｢　はやくお星さまを観たいニャ～　｣



望遠鏡から落ちて頭を打ったときに、

土星や金星をいっぱい見て来たんじゃないの？マンジ君。





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ＮＨＫハイビジョンで放送されている　『　星空のロマン　』　。

江原正士さんのナレーションで、星座にまつわる数々の神話を

美しい映像とともに、情感たっぷりに届けてくれます




今日のお話は夏の大三角の頂点に輝き、織姫星としても

知られる一等星、ベガのある琴座に纏わる物語のようです




森の草花をも とりこにしたという竪琴の名手オルフェウス。

彼には木の精エウリディケという美しい妻がいました。



ある日、エウリディケは毒蛇に噛まれ命を落としてしまいます。

冥界の王に　「　妻を返してほしい　」　と懇願するオルフェウス。




彼の奏でる竪琴の美しい音色に心を動かされた冥界の王は、

ある約束が守れるならばエウリディケを返してやろうと

オルフェウスに言うのですが・・・。








｢　オルフェウス、かわいそうニャ～　｣



あらあらマンジ君、オルフェウスに同情したの？

すっかり物語に感情移入してしまった様子です








はい、マンジ君。　これが琴座ですよ



これは白鳥座のデネブ。　夏の大三角は、デネブと

琴座のベガと、わし座のアルタイルを結ぶと出来るのよ。

夏になったら一緒に探してみましょうね








｢　これより夏の大三角を探すのだニャ　｣



マンジ君、まだ無理よ 　それに今は昼間だし









｢　ここから見るのかニャ？　｣






｢　ニャんにも見えないゾ　｣





あっ、赤道儀によじのぼり始めました



言い出したらきかないマンジ君





この後、マンジ君は一体、何をするつもりなのでしょう。

マンジ君の星空散歩　後編へと続きます





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