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まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
ブログへようこそ(*^^*)♪

日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

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北九州市は八幡( やはた )西区、JR折尾駅東駐車場傍に展示されている

大正13(1924)年建設のトンネル折尾隧道( おりおずいどう )の名板。 

御影石製で長さは2メートル、重さは約3トンもあるのだそうです

折尾電停があった建物の跡地右手は現在トイレ・折尾隧道の名板

折尾の歴史は古く、遡ること1444年の室町時代には既に折尾郷という地名が

存在しており、その名は 山の尾根が折り重なるように連なっていた事に由来

解説板によれば、折尾駅の西に平成23( 2011 )年まで在った折尾隧道の

長さは66メートル。 山続きだったと云う昔むかしの折尾郷を偲ばせます 





そんな折尾郷を含む福岡県中部~北部にかけての一帯で、後に黒ダイヤ

呼ばれる “ 燃える石( 石炭 ) ” が発見されたのは、1469年~1478年の

文明年間。 戦前の日本で最大規模を誇った炭鉱・筑豊炭田の始まりでした。

採掘地が 筑前( ちくぜん )国と 豊前( ぶぜん )国とに またがっていた事から

その名が付けられた筑豊( ちくほう )炭田。 まーりたんは筑豊炭田と聞くと

別府のグローバルタワーから見下ろせる雑木林の中に在った赤い銅瓦葺きの

お屋敷、炭鉱王・伊藤伝右衛門さんの御夫人 柳原白蓮の赤銅( あかがね )

御殿
を真っ先に思い出すのですが、大分県の皆さまは如何でしょう






今回、ご当地グルメ八幡餃子巡りをするにあたって、選りすぐりの名店を教えて

下さった北九州グルメの達人 シュークリームさん曰く、学校で必ず習うのが

筑豊炭田堀川運河の歴史なんだそうです。 折尾駅東口の餃子兄弟さんに

お邪魔できなかったのは残念でしたが怪我の功名と言うか、お陰でまーりたんも

折尾地区の随所から漂う炭坑と運河の歴史を、少しだけ学ぶ事ができました


八幡西区・南鷹見町14と折尾駅東の短絡線

折尾駅東駐車場とオリオンプラザ間の道を、堀川運河とは反対の東の方角

( 南鷹見町 )へ歩いて行くと、目に飛び込んできたのは旧い赤レンガの3連

アーチ高架橋
 明治41( 1908 )年創設 九州電気軌道( 西鉄の前身 )が

建設した折尾( おりお )高架橋で、唯一の現存なのだとか

九州電気軌道によって建設された、赤レンガアーチの折尾高架橋

手前の踏切は、大分県人まーりたんにはとっても珍しい短絡線なるもの。

路線同士を遠回りせずに結ぶための線路です。 昔はレンガアーチ高架橋が

この短絡線を跨ぎ、立体交差になっていた様。  折尾駅は明治時代、1階には

筑豊石炭の輸送を目的とする筑豊興業鉄道が、2階には九州鉄道( 本社の

建物は門司区に残り、現在は九州鉄道記念館 )が構える共同駅舎となります。 

折尾駅は日本初の立体交差駅でもあったんですね






更に興味を引かれるのが、“ ねじりまんぼ ” と呼ばれる特殊技法が施された

レンガ高架のアーチ部分 上の線路と下の道路が直角に交差していないため、

傾斜の分だけ斜めにレンガを積み “ ねじり ” を加える事で迫り持つ力を維持 

ねじりまんぼ技法の折尾高架橋・通路はかつての折尾メインストリート本町通り

また、トンネル状の通路を指す “ まんぼ ” の語源は、坑道の間歩( まぶ )から

だそうで、運河と炭鉱の歴史は、地名のみならず建造物にも滲み込んでいます

因みにこの道路三連アーチ橋の左端は、かつてのメインストリート・本町です。

トンネル手前は、平成31年完了予定で現在総合整備が進む折尾駅東エリア。 

明治の香り漂うレンガ高架の間歩は、折尾今昔を結ぶ空想的短絡線、かな 






先日ふらりと訪れた日田駅の観光案内所で偶然、筑豊地区観光協議会発行の

パンフレット 『 筑豊の旅 』 を見つけました。 世界記憶遺産に登録された事で

記憶に新しい山本作兵衛氏の炭坑記録画を所蔵する 田川市石炭・歴史博物館

他、手ぐすねをひいた様に紹介されていた田川~直方~飯塚の筑豊炭田史跡

何だかマイブームの予感が 石炭だけに、火が点いたら長いこと燻りそうダ







さて、付録のてんこ盛りで こんなに楽しくて良いものかしら八幡餃子巡礼旅

八幡西区楠木のぎょうざ工房・風人さんでは、手造りの皮にこだわった実力派

八幡餃子を堪能。 同、八幡西区萩原の友ちゃん餃子では、ご主人の温かさに

号泣注意報 八幡餃子のルーツ・もちもちの本場中国系餃子を頂きました

八幡西区黒崎宮本ビル(本店鉄なべ)

続いてのご紹介は、ついにやってきました これぞ八幡餃子のスタンダード

鉄なべ系餃子の発祥店 本店 鉄なべさんです

昭和33年創業・八幡鉄なべ餃子発祥店(黒崎)鉄なべ

あっ、おまわりさんも一緒に撮っちゃった・・・ヤハタギョウザヲオサガシデスカ?






本店 鉄なべさんも同じく八幡西区、洞海湾を臨む黒崎に在り、

国道3号線に架かる熊手2号歩道橋

JR黒崎駅前からだと、国道3号をまたぐ熊手2号歩道橋を降りて目と鼻の先の

ココ、宮本ビル一階に入っていて、場所はとっても分かりやすいです

宮本ビルと熊手2号歩道橋


本店鉄なべさんは、割烹着姿のお母さん方がホールをきりもりされており、

喩えるなら、豊後は戸次( へつぎ )地区のほうちょう保存会の雰囲気

時を駆ける少女が有線で流れる本店鉄なべさん

婦人会の方が発祥の味を守っていらっしゃる、みたいなムードで、好きだな~




あっ、ほうちょうは大分市南部 へつぎ地区の郷土料理で、鮑腸と書きます 

鮑の腸が好物だった豊後守護大友氏21代 大友宗麟公へ、鮑が手に入らない

時期に小麦粉を練って伸ばし、鮑の腸に似せた料理をキュイジーヌが差し出した

ところ、宗麟公は「 これも、なかなかイケるんじゃね? 」と、快く召し上がった

という話が残る、起源は戦国時代にまで遡る伝統的郷土食です






カウンター席に腰掛け、焼き餃子と焼きそばを注文して待っている間、

椅子を静かにクルリ半回転

ラードを使わない八幡餃子。壁にはイングリッドバーグマンのモノクロパネルも!

背後の柱に貼られていたポップには、“ 八幡餃子はラードを使わない和風味の

餃子です
”と書かれてました 店内の壁には他に、イングリッド・バーグマンの

ポスターも 映画カサブランカのワンシーンです そして有線かしら?店内で

まさに今、流されてるBGMは 『 時をかける少女 』、もちろん原田知世さんの。 

泣かせます その後は海援隊の 『 贈る言葉 』 、という路線・・・

こちらで働かれているお母さん方の青春時代~新米ママさん時代の思い出と共に

蘇り、心を潤してくれるアイテムの数々なのかなぁ、なんて勝手に想ってみたり






そういえば海援隊の贈る言葉、まーりたんも中学校の卒業式で合唱したっけ 

心の中で思わず熱唱しかけたら、来ました これぞ本家 八幡流鉄なべ餃子

発祥店の味!ラード不使用の本店鉄なべ焼き餃子(525円)

鉄の街・八幡を象徴するアツアツの鉄皿に2列に並べて供される正統派。

風人さんのようにパリパリの羽根はついていませんが、薄めの皮の表面は

カリっと芳ばしく中はしっとり。 キャベツとお肉のシンプルな具材で、

あっさりと素朴な、ぱくぱく何個でも行けそうな和風餃子です 

本店鉄なべさんの元祖鉄なべ餃子・あっさり素朴な和風味です

きれいな黄緑色の具が透けてます 焼き餃子のお値段は525円。






そして予想通り泣かせる一品だったのが、本店鉄なべさんの焼きそば( 575円 )。

本店鉄なべさんの焼きそば(575円)懐古的な具材に細い麺

ラーメンみたいな細めの棒麺に、ウスターかな?極めてシンプルなソース味

やきそばの具はご覧の通り、キャベツと豚バラ、人参に玉ねぎにモヤシ、

卵と刻み海苔まで乗っかって、お母さん、いえ、おばあちゃんの味に近いかも

ありあわせだけど、出来るだけ沢山の食材を駆使して作ってくれた様な、素朴で

懐古感あふれる一皿でした 小倉の焼うどんも食べたくなってきちゃった








今回お邪魔した八幡餃子の専門店は、本店・鉄なべさんを最後に全部で3軒。 

シュークリームさん、セイント・ショップと言っても過言ではない選りすぐりの

優良店ばかりを教えて下さり、本当にありがとうございました 

私も八幡餃子なるものを食べてみようかしらんとお思いの方、ご紹介の3店舗は

外せませんよ とはいえ、八幡餃子は奥が深く、この限りではありません 

既出の鉄なべ系餃子、スープ餃子、中国本土系餃子の他にも、ラーメン餃子、

手羽餃子、クロ餃子、ひとくち餃子等々種類も豊富な上、店舗は八幡餃子協議会

公式マップに掲載されてるだけでも63軒 貴方の名店、探してみて下さい


黒崎駅ペデストリアンデッキ

次回は、黒崎駅周辺の史跡を巡る予定です 

衝撃!くろさき官兵衛タンに遭遇

衝撃黒崎駅構内で官兵衛タンに遭遇









●参考文献、サイト : 折尾駅 http://kitaqare.d.dooo.jp/mati08.htm

筑豊炭田について http://www.yumenity.jp/sekitan/chokuhoutanden.html

甲斐素純・渋谷忠章・段上達雄著 大分県謎解き散歩( 中経出版 )







本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます


2014/03/27(木) 15:34 | コメント:13 | トラックバック:0 |
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