プロフィール

まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
ブログへようこそ(*^^*)♪

日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

ブログランキング参加中
↓下のランキングバナーを クリック応援して頂けると、 更新の励みになります。 いつもありがとうございます(*^^*)
ブログをお持ちの方は、訪問履歴 orコメント欄にURLを 残して頂ければ幸いです。 こちらからも応援に伺います♪
最新記事
カテゴリ
検索フォーム
入力したキーワードを含むブログ記事を検索できます。
リンク
Page View Ranking
FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/--(--) --:-- |

中津城総曲輪( くるわ )内 東側に防備を目的に造られた寺町には、

河童寺として知られる円応寺の他にも、庭内に肥後太守・加藤清正公が

祀られ、福沢諭吉の姉の墓もある 眞浄山 大法寺や、

日蓮宗・真浄山・大法寺
大法寺の由来


閻魔さまや河婆が鎮座し、民俗信仰が今も息づく 円龍寺、 

えんまさんの円竜寺
えんまさんのお寺・解説板

などなど、豊前中津歴代藩主( 黒田、細川、小笠原、奥平 )時代に

建立された由緒あるお寺が10か寺。 更に黒田氏入封以前の古刹も

合わせると12のお寺が犇めきあう、まさにお寺で構成された町なんです







さて、今回ご紹介させて頂くのはその中のひとつ、合元( ごうがん )寺

黒田官兵衛孝高が、故郷の姫路から空誉上人を呼び建立したお寺です。

黒田官兵衛ゆかりの赤壁合元寺


何を隠そう、まーりたんは小学生時代この合元寺の前を真夏日に

自転車をブッ跳ばし、寿屋( 当時、中津いちばんの百貨店 )まで

銀河鉄道999のサントラ版LPを買いに走った忘れられない思い出が

紫陽花と合元寺

父の転勤で中津で暮らしていた頃は、こんなに美しい石畳道路ではなく、

雑草がわきを縁取り、所々 “ す ” が入った、やっとこさ舗装された道

だったような気がします。 通称、赤壁寺とも呼ばれる 合元寺


合元寺まで50m


ご存知の方も多いかと思いますが、今日はこの合元寺の赤壁に纏わる

お話をご紹介したいと思います 群雄割拠の戦国時代ならではの

血なま臭く悲しい伝説ではありますが、豊前育ちのまーりたんには心して学び

記しておくべき歴史です。 苦手な方は、今回はここから先はご遠慮下さい

二豊史に興味がおありの方は、拙い文章で恐縮ですが、どうぞ御観下さい。  
 







時は天正15( 1587 )年。 

九州を平定した豊臣秀吉さんは、九州の国々を諸大名に分け与えます。

黒田官兵衛孝高はこの時41歳。 軍師としての才能を認めてくれた

織田信長への義により仕えた秀吉さんから豊前6郡( 京都、築城、中津、

上毛、下毛、宇佐 )12万3千石を拝領し、豊前国の大名となります 





官兵衛くんは豊前入封前に、中央で急速樹立した豊臣政権を訝しく

思っているであろう北九州の地侍や豪族たちの元へ部下を派遣

秀吉という人物が頼るべき器である事に加え、傘下に入れば本領は

奪わない、などと説かせます。 が、こともあろうに秀吉さんは、

鎌倉時代から豊前を治めてきた国人領主( 地頭 )の宇都宮氏に対し、

豊前から出て伊予の国( 四国 )へ移る様、命じたのでした 






宇都宮氏にとっては約400年ものあいだ、先祖代々守り継いできた

豊前の土地を、正当な理由なしに追われるわけですから、秀吉さんの

傘下には入っても、除国に応じるわけにはいかず、ついに挙兵 

豊臣政権に反旗を翻した宇都宮氏は、黒田氏と交戦状態に 






天正16( 1588 )年2月、官兵衛くんが秀吉さんの命により

肥後一揆後の処理のため熊本へ赴いていた時、ついに事件は起きます。

地頭・宇都宮氏の反乱は、人質を預かる事でひとまず鎮静していました。 

しかし、官兵衛の嫡男で後の福岡城主となる当時19歳の黒田長政は、

父・官兵衛が留守中であるにもかかわらず人質の様子を見に訪れた

宇都宮鎮房を警戒し、中津城内で謀殺してしまったのです

合元寺の赤壁とがくあじさいの花

中津城下の合元寺に待機していた宇都宮氏の家臣らは異変に気づき、

黒田軍と合元寺において激闘を繰り広げる事に・・・ 

その戦の時、合元寺の白壁は黒田軍に討たれた宇都宮氏家臣たちの

血で真っ赤に染まり、以後、何度塗りなおしても滲み出て来るため、

とうとう赤壁にしたんだとか







中津のパンフレット等では、宇都宮氏は黒田官兵衛孝高の奸計によって

討たれた、と紹介されてます。 勿論、当時の中津城主であり、参謀家と

しても高名だった官兵衛くんが関わって無かったとは言い切れませんし、

拝領した土地での騒動を長引かせれば、その先に待つのは改易か極刑





官兵衛くんの息子・長政は更に、宇都宮氏の居城・城井ノ上城へも攻め入り、

宇都宮家13人を中津城下の河原で磔に処してしまいます。 黒田長政は

ややワンマンな性格で、武断派としても通っており、父・官兵衛くんの

制止を振り切っての執行だったとも云われています。 果たして父が書いた

シナリオなのか、長政くんの若気の至りか、真相は当事者のみぞ知る。









司馬遼太郎さんの播磨灘物語には、宇都宮鎮房氏謀殺について、 

『 戦場での仕事をなりわいとしているくせに、人を殺す事を好まなかった

官兵衛にとって、生涯の汚点と言っていい 』 と書き記されています 

合元寺事件についても述べていらっしゃらず、気になるところです・・・。

浄土宗 西山 赤壁 合元寺


事件から程なく官兵衛くんは43歳で突如隠居を申し出て、家督を21歳の

息子・長政に譲ります。 小田原攻めなど、隠居後も秀吉さんの部下として

官兵衛くんは忠実に仕えますが、これには宇都宮氏との一件が影を

落としている気がしてなりません・・・。





中津城内、また関ヶ原後に移った福岡城内にも宇都宮鎮房氏を祀る神社を

建てている事から、拝領地で長引く地元豪族との争いに終止符を打つため

とはいえ、結果的に中央からの奸悪な侵略者同然の行いをしてしまった

合元寺事件を、官兵衛くんはどんなに悔いていたかが窺い知れます






官兵衛は、田舎振りながらも貴公子の佇まい。 

欲が薄く、戦国武将の素質に欠けている
” と

小説の中で司馬遼太郎先生からお墨付きも頂いている官兵衛くん。

宇都宮氏を討伐した心の痛みは、相当な物だったに違いありません。

これまでは戦国天下獲らせ物語のシナリオライターで稼いできた

官兵衛くん。 一国の大名となった後は、領国経営の難しさの中で

もがき苦しみますが、それが彼を更に磨き、老成へと導きます。









そう、官兵衛くんはこれで終わらないんですね

戦国大名が持つべき強欲さ、鈍さに欠けていた点が、秀吉さんの死後、

九州関ヶ原の際には逆に幸いし、敵をも惚れ込ませる寛容華麗な戦術で、

みるみる味方を増やし、九州をまとめ上げる一歩手前まで行くんです






あらら、すっかり長話になってしまいました

このお話の続きは、またいつか

中津城が描かれたマンホールの蓋

コレは官兵衛君の豊前中津における汚点ではなく、汚水の蓋ですが

汚点を認識する事も、後の生き方を決めるための大切な学びです。 

官兵衛くんのターニングポイントは中津に刻まれてます 


合元寺を後に・中津城下町

●参考資料 : ・中津城の歴史 ( 中津城本丸 現地解説板 )

       ・司馬遼太郎 播磨灘物語 ( 講談社文庫 )

     ・30年以上前に中津の祖母から聞いた黒田如水の話











本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます
関連記事

2012/06/18(月) 18:44 | コメント:7 | トラックバック:0 |
コメント

香奈子 : 時代のために。

おはようございます(#^.^#)
台風の影響はいかがでしょうか?
こちらは今、朝の時点では雨も小雨ですが、これから荒れるとか・・・
早めに用事を済ませなきゃ!

まーりたんさんがこうやって何度も官兵衛様のことを
学ばせて下さることで、広くは昔の人に思いを馳せる時、
血を流して闘う必要のない今の時代に生まれながら
時に辛いと言いながら生きる自分を恥ずかしくなる思いがします。
赤壁の由来・・・心に迫りますね。
京都にもその様な所があった様に思いますが行った時に聞き
怖がりの私はすぐに他へ移動したので、どなたの時代のかは
ちゃんと聞いていません。
でも、こういった史実は今生きるものなら知っておくことは
大切ですね。こんな風にやっと思えるのも年のせいかも(^_-)
大切な命を掛けて、この国のために生きた過去の人たちに
深い感謝を捧げます。
今回もお勉強させて下さって、ありがとうございました☆

りー :

こんにちは。

いつも詳しく、わかりやすく記事を書いてくださってありがとうございます。
今回は、まーりたんさんの官兵衛氏への熱い思いがよく伝わってきましたよ・・・
私は、戦国時代は詳しく知らないので、とてもお勉強になります。
(この時代、男性の方がお好きな時代ですね・・・
 うちの主人もかなり詳しいけど、私はさっぱり・・・
 まーりたんさん、すごいなあと思います。
 どちらかというと、私はこの時代の女性の方が、どうだったかが興味あるかな?)

まーりたん : 香奈子さんへ

香奈子さん、ようこそ♪
いつも温かいコメントをありがとうございますe-446v-238

梅雨の台風は大雨被害が心配ですねe-95i-201
こちらは午後1時をまわって小降りになり
空が少し明るくなってきましたv-410 
台風さんv-474、そろそろ近畿に接近する頃でしょうかe-351e-3
香奈子さん、どうぞお気を付け下さいe-287v-22

合元寺に纏わる話、読んで下さり恐縮ですv-421
小学2年生の時だったかなv-206e-3ここでの事件は
中津の祖母v-510から聞いて既に知ってたんですが、
当時は黒田如水といくら云われてもピンとこなくてe-330
ただ昔、戦があった怖い場所e-236として記憶に残ってましたe-443

そうですかe-451京都にも赤壁のお寺があるんですね...。
寿屋e-495へ行く時は、寺町抜けが最短ルートだったので
よく通っていたんですがe-215、赤壁の横を過ぎる時は
祖母の話を思い出してゾゾッe-447としたし、チラ見して
私も後は、もう一目散v-355に駆け抜けてましたよv-411

先週の日曜日、何年かぶりに合元寺を訪れましたが
通りには紫陽花が綺麗に咲いていてe-420、何だか不思議と
心が落ち着きましたe-446 昔の様な恐怖感は無かったですv-426
地元の歴史e-496を理解し受け入れるタイミングが巡って来てる
様な気もしましたe-343それとも、やっぱり年のせいかなi-278e-3
先人さんには私も、ただただ感謝ですv-425

香奈子さんの大好きな叔母様が姫路の方とお聞きしてからe-318
これまた私は何やら媒体的e-288なお役目を頂いているのかな~e-266
なんて嬉しく思ったりもしてますe-454

香奈子さん、こちらこそいつも真摯にお付き合い下さり
嬉しいお言葉も沢山頂き、心より感謝申し上げますv-421e-414

まーりたん : りーさんへ

りーさん、ようこそ♪
いつも温かいコメントをありがとうございますe-446v-238

りーさんは戦国時代より、もっと昔の時代にご興味が
おありだと以前ブログ記事でおっしゃってましたねe-284e-343
私も古墳時代頃の大陸文化の影響が濃くて
天女風スタイルの女性が登場する時代など凄く好きでv-398
昨年は6世紀頃の地元の伝説にガッツリハマってましたv-411v-426

それでも地元史を学ぶ上で戦国大名の大友宗麟は外せないしe-351
祖母から話を聴かされていた黒田如水も戦国大名だしe-451
戦国大名の加藤清正も大分の歴史に深く関わっているしe-454
・・・というワケで、やっぱり戦国時代に偏っちゃってますi-278

戦国の女性ですか、そうですねv-398
きっと精神的な自立が求められたんじゃないかなと思いますe-446
凛として、気丈で、度胸があって、懐も深くて・・・e-420
こちらでは吉岡妙林尼や誾千代さんなどが代表的ですv-410
りーさんのご主人様は、この二人をきっとご存知かとv-392e-343

大分ナシカ : こんにちは

赤壁のお寺さんは珍しいですよねそういう血なまぐさいお話があったんだ。

この前をチャリでぶっ飛ばしてたまーりたんさんもスゴイ(笑)

いつも楽しいレポート有難う御座います。

全ポチ★

いつも応援ありがとうございます。

まーりたん : 大分ナシカさんへ

大分ナシカさん、ようこそ♪
いつも温かいコメント、応援をありがとうございますe-446v-238

中津は曰く因縁付の史跡が意外に多いのかもしれませんね。 
祖母の家v-510から中津中心部までは徒歩圏内だったんですが
赤壁の前が怖いのでe-443、自転車でブッ飛ばしてましたe-215i-201

背筋が涼しくなる記事の後に、寒いギャグで追い打ちを
かけてみましたi-278 なかつ汚水の蓋、お気に入りですv-490e-266

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
コメントを投稿
名前
タイトル
メール
URL
コメント
パスワード
管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

この記事のトラックバックURL
 

この記事にトラックバックする (FC2 blog user only!)
 
この記事へのトラックバック


HOBBY
icon icon icon icon
BOOKS
旅行・アウトドア
大分県中津より聖地の味
元祖中津からあげ・もり山さん監修☆日本唐揚協会認定カラアゲニストも推奨します
大分県臼杵の有機緑茶
映画 『 種まく旅人~みのりの茶 』 のモデル・高橋製茶さんの有機農法自然栽培茶
大分県のお酒
大分県日田の活性水素水
日田盆地の深い地層より汲上げた天然活性水素水。体内の活性酸素を除去する抗酸化作用で注目されてます
大分県の銘菓
産直品・グルメ
食品・生活
Oisix(おいしっくす) 永谷園通販トップページ グリコネットショップ 大丸通信販売 Dmall.jp (大丸ホームショッピング) 三越オンラインショッピング 日本直販のキッチン・家事・生活雑貨 リンベル<温泉 ホテル 食事の贈りもの>
ファッション
ベルメゾンネット ライトオンオンラインショップ TBS ishop
美容・健康
エコ&リサイクル
商品検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。