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まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
ブログへようこそ(*^^*)♪

日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

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盆坪の提灯に灯が入り姫島港が盆踊り見物客で賑わい始めた午後6時半。

港から直ぐのスーパー全日食チェーン ショッピングはなだで買った缶酎ハイには

姫島デポジットシールが貼られてました。 空き缶を購入店舗へ返すと 加算額の

10円が戻ってくる、空き缶の散乱防止・自然保護を目的とした預り金制度です

姫島村デポジットシールが貼られた缶酎ハイ。信号を右折した全日食で購入。お店に返せば10円返金されるシステム

姫島の海は美しく豊かで、近海漁業だけで暮らしていける日本唯一の島

言っても過言では無いんです 調べてみたところ、姫島村デポジット制度

昭和59( 1984 )年に導入された様で、自治体全域規模では日本初だったとか。






勿論これに限ったことではなく、姫島の島民の方々は目先の利益に惑わされず、

百年先も豊かな海の恵みで島民が幸せに暮らせる事 ” を常に視野に入れ、

遠い昔から、時に血の滲む様な努力をして、姫島の美しい海を頑ななまでに守り

抜いて来られたんです また不思議な事に、島が窮地に立たされると、抜群の

才覚を発揮して島民を導くリーダーが出現する奇跡の島、でもあるんですね 

こういった事まで丁寧に物語られるのが、椋鳩十先生の ふしぎな石と魚の島

椋鳩十全集22・ふしぎな石と魚の島(ポプラ社)

今回姫島から戻って、藍鉄鉱( らんてっこう )について調べている時に

検索にかかり、そういえば小学校高学年か、中学に入りたての頃だったか、

大分県の姫島が舞台の お話なので読みなさい

学校の先生にそう言われて宿題的に読んだ記憶があるなぁ・・・と思い出し

久しぶりに読みたくなって、買い物ついでに本屋をのぞいてみるも品切れ。 

そうなると余計に読みたくなるのが人情? 注文して取り寄せました







大分県の姫島を訪れた主人公の少年が、太古の化石から生まれるという青く

輝くふしぎな石の話を聞き、島の少年とふたりで探す中、出会う人々からは

島の歴史も教わり、心の成長をする ひと夏の冒険物語なんですけど、

「 読め! 」と言われた当時は、郷土の伝説は好きでも近代史には興味薄 

で、椋先生が物語を執筆するにあたって綿密に取材された姫島史を、

チビッコ読者向けに解り易く、且つ情緒豊かな言葉で語って下さってる有難~い

行は見事すっ飛ばし、憶えていたのは ふたりが黒曜石の崖をよじ登ったり、

化石が生んだ石( 藍鉄鉱 )を割ってみる ドキドキな場面だけ ナサケナイ・・・



城山の東側を通過中。中腹に京都の知恩院の末寺・護念山岸洞院・海岸寺が見える

姫島庄屋・古庄家から、さらに島の北側・観音崎方面へ歩いていると途中

左手路地の突き当たり城山の中腹に、護念山岸洞院・海岸寺が見えます。 

京都の知恩院の末寺で、主人公の相棒となる島の少年はここの住職の息子さん

春夫くんといいます。 年は主人公・村岡三五( さんご )と同じ中学一年生。 

ふたりは従兄弟同士の設定です。 時は昭和50年代、三五は夏休みを利用して

叔父の居る姫島へ、大阪から初めての一人旅でやってくるわけです そして

昭和24年に、藍鉄鉱が自分達と同じ中学生によって発見された事を知り・・・




姫島の路地裏歩きは楽し♪

海岸寺から下った場所です 物語の中で三五と春夫は毎日、こういった

旧い家屋が肩を寄せ合う路地を走り抜け、姫島の不思議を追いかけます

ここを抜けると姫島北側の漁港・北浦漁港 車エビの養殖場もあります。








左肩には水筒、右肩には島の地図など資料各種に お土産のキツネ面まで詰め

込んで満タンの布袋を提げ、頭にはタオルを海賊風に巻いたウチのダンナさん。

素足によれた運動靴、すっかり島に馴染んでます 

震えて眠れ、じゃなくて止まれ

ふるえて眠れ、じゃなくて止まれ( 字が・・・ )。 

黒曜石の崖・観音崎へ辿り着くには、突き当り左の登山道を行かなくてはならず、

姫島七不思議のひとつ・千人堂がある場所ながら、今回は猛暑に負けて断念

次回は涼しい10月 に姫島を訪れる予定ですので、姫島七不思議はその時に

レンタサイクルで巡り、レポしようと思ってます 10月まで待てん!と仰る方、

姫島七不思議は姫島村役場のHPでも紹介されてます、宜しければそちらを  








まーりたんが初めて姫島を訪れたのは、中津で暮らしていた小学校5年生の夏。 

物語と同じ昭和50年代です。 姫島のシンボルマウンテン・矢筈岳麓には、

砂浜の姫島海水浴場があって、お昼ごはんには焼きハマグリを食べました 

緑色のネットに5~6個ぐらい入った、磯の匂いがぷんぷんするハマグリを買って、

テントの下にいくつか置かれた七輪に網を載せて、ワイルドに焼くんです

姫島海水浴場・矢筈岳方面

辛抱強く待って、ハマグリがパカッと口を開けたら醤油を注いで、もうひと焼き。

醤油の焦げた匂いがしてきたら食べごろです 姫島と言えば車エビですが、

当時は焼きハマグリの方がメジャーなご当地グルメとして印象に残っていて、

もしかしてよその島で食べたのかなと、自分の記憶を疑ってみたものの

椋鳩十先生の ふしぎな石と魚の島 には、なんと出てくるんですね

三五と春雄が、あつあつの焼きハマグリを食べるシーンが 嬉しかった


   
ハンドメイドのきつね面をお土産に購入♪

そんなこんなで、思い出の本を再び読めた嬉しさから、とりとめもない事を

つい長々と綴ってしまいましたが、 “ ふしぎな石と魚の島 ” は、

姫島の素晴らしさが凝縮された本当に素敵な物語だと改めて思いました。

余計なお節介を承知で言わせて頂けるなら、姫島のお土産屋さんで売られても

良いのではないかなと・・・ 無理ですかね?好き勝手書いてすみません 












「 この本は、姫島で藍鉄鉱を探す冒険物語だけではなかったんだなぁ・・・

ところでマンジ君、そろそろ起きてくれないかい? シッポが重いんだけど

椋鳩十・ふしぎな石と魚の島。マンジくんはこだぬき君のシッポを枕にお昼寝中

姫島探訪記、次回で最終回の予定です











本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます


関連記事

2013/08/24(土) 17:51 | コメント:4 | トラックバック:0 |
コメント

香奈子 : 冒険魂。

おはようございます(^^)
やっと、やっと、昨日から、恵みの雨が降っています!
しかし、又もや明日から厳しい暑さがやって来るとか・・・
でも、この雨がキッカケになり、行く夏を惜しむ気持ちも
あったりして、残暑に今一度、踏ん張る元気が出てきました!

姫島のお話しを聞けば聞くほど、暖かな気持ちになります。
少年たちが目をキラキラさせながら探求したことを
想像すると、ワクワクします!!

純粋な冒険心、これはまーりたんさんの中にも
強くあるものですよね(^_-)
姫島、とても素敵な所ですね!島民の方々の心が素晴らしい!
七不思議は、まーりたんさんからのお話しを聞かせて頂くまで、
待たせて貰いますね〜

マンジくんも、こだぬきさんも、残暑くれぐれも
体に気を付けて、仲良くね☆

まーりたん : 香奈子さんへ

香奈子さん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かいコメント
いつも心より感謝していますe-446v-238

こちらも昨日から、待ちに待った恵みの雨ですv-464e-454
ただ、またも九州北部から山陰にかけては少々降りすぎみたいでe-351
大きな被害が出なければ良いんですけど・・・e-443

この雨が通り過ぎれば、少しは秋らしい風が吹くかもしれませんねv-410
というコトは2013年の夏ともサヨナラですe-238e-463
今この瞬間を大切にされる香奈子さんの姿勢に私も乗っかろうっとv-411e-343

姫島レポに今回もお付き合い下さり、本当にありがとうございますv-421e-414
七不思議スポット制覇e-354は灼熱の暑さで、やむなく断念したもののe-259
姫島のきつね踊りに始まり、珍しい鉱物e-41や、先進的なデポジット制度e-233
椋鳩十先生の本で改めて知った姫島の諸々v-398、記事にしたい事は山ほど
あって半ば困ってたんですがi-229、どうにか次回で収拾がつきそうですi-228
暖かな気持ちになって頂けて、凄く嬉しいですi-176

純粋な冒険心e-353そうですねぇ、いい加減に箱へ仕舞おうかしらとv-267
何度も試みたものの無理ですねi-237、やっぱりこれが私なのでi-179
相方も諦めて、保護者としてe-3ホトケの心で付き合ってくれてますe-466i-201

近海漁業i-276が成り立つための微妙なバランスが奇跡的e-420に保たれている
姫島を観ていると、まるで地球の縮小版みたいに思えて来るんですe-332i-228 
そんな姫島を香奈子さんといつか散策出来たら良いなあe-266

マンジ君とこだぬき君にも優しいお言葉を頂き、感謝ですv-421
こだぬき君のシッポを枕に、おかまいなしに昼寝中のマンジ君e-141v-286e-291
この二匹のバランスはいかにi-179

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