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まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
ブログへようこそ(*^^*)♪

日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

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「 高橋紹運公の御笠郡内に入りましたが、本日は如何なさいます道雪様 」

太宰府・連歌屋

「 おりょっ、つるっと着いたなえ。 今日は岩屋やねえで宝満城ん館に行くけんな、

あん...連歌屋んとこを左に曲がらんじ、真っすぐ天満宮ん方へ抜けちょくれ






この日、立花道雪さんがタクシーで来たか、ばりばりの大分弁で喋っていたかは

今となっては知る由もありませんが、石坂の戦(立花宗茂の初陣)からひと月後の

天正9( 1581 )年8月、道雪さんはあるお願いをするため、紹運さんを訪ねます。



天正9年といえば、豊後国に拠点を置く主家・大友氏が 耳川の合戦で島津軍に

敗れ、大ダメージを負ってから既に3年が経っており、雲行きは怪しくなる一方 



立花道雪さんと高橋紹運さんが守る筑前国内でも、チャンスとばかり 新興勢力

肥前の龍造寺氏が、反大友派の国人領主達を味方につけ、大友氏の諸城を

攻め始めていました 道雪さんと紹運さんは連携して救援&来襲する敵を撃退、

食料や武器、資材等を搬入し臨戦態勢を整え...その合間を縫っての面会でした。








道雪さんが訪れたのは宝満山のふもと、竈門( かまど )神社への途上に設えた

高橋紹運さんの館です。 開け放たれた座敷を抜ける風には早くも秋の気配。

木々のさやぎが静寂を一層際立たせる、そんな質朴で落ち着いた佇まいです。

柳川・福厳寺(道雪さんの菩提を弔うため宗茂が建立)境内

画像は立花宗茂公が義父・道雪さんの菩提を弔う為に建てた柳川の福厳寺

撮影したのは昨年の8月後半です  紹運さんの館のイメージ用に蔵出し






さて、道雪さんと紹運さんは宝満山麓の館で、どんなやりとりをしたのでしょう

岩屋城[1586年]玉砕覚悟の籠城戦パンフレットに幾つか掲載されていた

エピソードより、またも勝手ながら端折って御紹介させて頂きたいと思います。 

道雪さんと紹運さんの人となりが ありありと浮かぶ、これまた素敵なお話です 

お時間の許す限り、どうぞごゆっくりとお楽しみ下さい






天正9年、立花道雪さんは既に68歳、35歳年下の高橋紹運さんは33歳に

なっていました。 戦場にある時は武士の守り本尊・摩利支天さながらの武威を

示す二人の将も、坊主頭で、穏やかな目をしてお茶をすすりあっている姿は、

まるで禅家の師弟が対座しているように見えた、と云います

01-34高橋紹運肖像(柳川・天叟( てんそう )寺蔵)
( 岩屋城パンフレットより、切れ長の瞳が優しげな紹運さん肖像 ) 





湯呑を覗き込みながら、子供時代の思い出話など咄々と語り続ける

道雪さんには老いの淋しさが漂い、紹運さんはそんな道雪さんが気に掛かり

冷えたお茶を替えさせようと、控えの小姓を呼ぼうとしたとき、


「 あ、いや、茶は充分でござる 」 


道雪さんは姿勢を正し、紹運さんの瞳を見つめ、深く息を吸ってこう言います。

「 本日はお願いの儀があって参りもうした。 無理を承知でお願い申す。

統虎( 後の立花宗茂 )殿を立花の家に、誾千代の婿に頂きたい



「 統虎を、でしょうか? 統虎は長男ですし、高橋の家を・・・ 」

わが耳を疑い、思わず絶句する紹運さんの手を取ると道雪さんは頭をさげ、



「 この道雪、若年の頃より主家・大友の為に大小の戦場へ赴くこと

幾十を知らず。 近年に至っては高橋殿の如く良き武将と共に働けること、

名誉なことと存じておる、しかし年を取り申した。 島津、毛利、龍造寺、秋月、

戦えど戦えど大友の武威日毎に落ちるこの頃・・・。 大友の支柱は立花と

宝満、岩屋の三城
。 幸い高橋殿には次男・統増殿がお生まれになった 

統虎( 宗茂 )殿を立花に、貴殿と統増殿で宝満、岩屋の二城を守らるれば、

高橋の家にとっても、主家・大友にとっても至極のことではなかろうか。

我が家臣どもにも一日も早く、よるべき主をたててやりたいのでござる





紹運さんは、初陣を無事終えた長男・統虎と、次男の統増が岩屋城、宝満城を

守ってくれれば主家のためにも喜ばしいと、宋雲尼さんと語り合ったばかり。

しかし、熟誠を込めた道雪さんの言葉から、主家・大友 そして13歳になった

ばかりの一人娘・誾千代姫への切なる想いを汲み取り、紹運さんは瞳を伏せ、

暫く考えたあと、深々と頭をさげ 「 道雪殿の御心の程、身に染みました。 

統虎、差し上げましょう。 ただ若年ゆえ至らぬ部分が多いかと存じます。 

どうか我が子と思われて厳しく躾けられ、一人前の武将にお育て下さい 」 

きっぱり云い終えると、道雪さんに爽やかな笑顔を見せます。 「 有難や... 」

絞る様に言った道雪さんの大きな瞳からは、大粒の涙がこぼれました。 






天正9年8月18日、15歳の統虎( 宗茂 )は婿養子として立花家へ。

出発の日、紹運さんは宝満城の広間で息子の門出を祝福し、こう言います。

「 今後は、この紹運を親とは思わぬよう努めなさい。 変転極まりなき時世、

明日にも道雪公と敵味方になるかもしれない。 その時は道雪公の先陣に立ち、

この紹運を討ち取るがよい。 また、お前の日頃に不満が生じ、道雪公より

義絶を申し渡される様な日が来ても、決して岩屋に戻ろうなどと思わぬこと 」 

紹運さんは言葉を終えると、統虎に備前長光を与えたのでした。 

岩屋山を振り返って

統虎は、父から名前の一字を与えられた家臣と、迎えの使者と共に立花城へ。

父そのものみたいな四王寺山を、こんな風に一度は振り返ったりしたのかな・・・。


九州自然遊歩道道しるべ(拡大)

四王寺山登り口の木製案内図。 上の画像は赤い点の現在地から撮影







統虎に厳しいセリフを言って送り出した紹運さんも、岩屋城本丸の石碑みたいに

四王寺山を下りていく統虎一行を、見守っていたんじゃないかな~と思います

紹運さんが奥さんや息子達に注ぐ愛の深さは、いずれ明かされるんですけどネ。

昭和30年に高橋紹運家臣の子孫が建てた石碑・名前に種の字!

岩屋城本丸跡の石碑は、昭和30年に高橋紹運家臣の子孫が建てたそうです。

裏に回ってみたら名前が刻まれてました。 “ 種 ” の字、受け継がれてますね






高橋紹運さんと宋雲尼さんの長男・千熊丸は元服後、大友宗麟の息子で

大友氏22代義統( よしむね )から一字貰って統虎と名乗ります。 

後の初代柳川藩主・立花宗茂です。 そんな宗茂公はこんな人

立花宗茂・永禄10(1567)年~寛永19(1642)年(立花家史料館蔵)
( 柳川・立花家史料館蔵 )




今回はこの辺で 続編、休み休み続きます。






紹運と宋雲尼【】【6】【






本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます

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2013/10/02(水) 20:48 | コメント:4 | トラックバック:0 |
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直感馬券師 : 大分弁

ま~りたんさん、こんばんはv-280
夜分遅く失礼いたしますv-290

今回も歴史に深く…
オッサンの頭脳はパニック気味ですが(笑)

タクシーの運転手さん
「おりょ、、つるっと、、、」
いいねぇ~v-218v-17

ネットと睨めっこしていると、
ついつい隣の家の出来事みたいに感じますが…

1000キロ以上離れていることに、
連れ戻してくれる「大分弁」
これからも紹介して下さいませv-22

まーりたん : 直感馬券師さんへ

直感馬券師さん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かいコメント
いつも心より感謝していますe-446v-238

大分弁、楽しんで下さったご様子で嬉しいですi-278

「 おりょっ 」「 つるっと 」など、ディープな大分弁を流暢に
操れるのは、大分の “ おいさん ” の中の “ おいさん ”
人呼んで “ まおいさん ” か、“ おんなおいさん ”ぐらいで、
とても貴重なんですよi-80( ←直感馬券師さんを更なる混乱状態へi-179

はいe-320e-343、ディープな大分弁を今後も小出しにしながら、
絶滅させないよう、謹んで精進?したいと思いますv-411

今回、連載で綴らせて頂いている郷土史記事e-149は、
すでに全国区になられた黒田官兵衛さんとは打って変わり、
官兵衛さんにも負けず劣らずの立派な戦国武将さんながらi-228i-176
認知範囲の狭~い方々なので、コメントに困りますよねi-229、すみませんv-421
どうかお気を使わず、ご興味が湧いた時にでも軽く読み流して下さいv-410e-266

そうe-284e-257、立花宗茂さんは加藤清正や官兵衛さんと絡みがありますので、
来年の大河に登場するかな~e-454e-3と思います、後半戦でi-236

お隣さん感覚e-514を持って頂き、光栄ですi-237
1000キロ以上も離れてるんですねe-451、改めて思うとびっくりe-214i-201

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