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まーりたん

Author:まーりたん
大分県で暮らす四十路主婦
“ まーりたん ” の
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日々を彩る ちょっと素敵な
出来事を我が家の笑導犬?
マンジ君と楽しくお届けして
ます。目下、郷土史に夢中♪
心躍る探訪をご一緒に。

臼杵の富士甚醤油マスコット
キャラ・とっくりこだぬき君が
仲間入りしてからは、嬉しさ
余ってマンジ君の“ 悪がね ”
ぶりもますますエスカレート。

そんなふたり(2匹)の様子も
併せてお楽しみ下さい(*^^*)

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酒は飲め飲め、飲むならば~

日の本一のこの槍を、飲み取るほどに飲むならば~

これぞまことの黒田武士~♪ っと


おみやげ買いました!大里酒造・清酒太兵衛

良い気色で黒田節を歌ってるからって、近所のコンビニで買ったお酒を一本

ぶら提げて、ふらふら鼻歌混じりに自宅へ戻ったところではありませんよ 

ま、中年夫婦二人暮らしなので、そういうこともたまにやってますけどね








黒田武士とプリントされたレジ袋に入ってたのは

身の丈、六尺半( 197cm )あったとも云われるノッポの酒豪

黒田二十四騎( 黒田家重臣団 )のランドマークタワー

母里太兵衛さーん 

身の丈六尺半!ノッポの太兵衛さん

・・・じゃなかった 母里太兵衛さんから名前を貰った黒田武士

太兵衛( TAHEI )という商品名の清酒です お値段は750円

筑前國 大隈益富( おおくま ますとみ )城大里酒造醸。 


  





購入先の大里酒造さんは、福岡県嘉麻市 大隈町551番地に在ります。 

黒田二十四騎・後藤又兵衛基次さんと母里太兵衛友信さん縁の地を巡り、

嘉麻市役所 嘉穂庁舎から再び国道211号線を通って小石原方面へ南下途中、

壁に大きく清酒・黒田武士と書かれた酒蔵を発見

国道211号線沿いに清酒・黒田武士と書かれた酒蔵発見!

酒蔵は、母里太兵衛さんが晩年まで過ごした益富(大隈)城址が遺る益富山を

背にしていて、国道を隔てた向かい側には、広い駐車場完備の直営ショップも

あったので迷わず立ち寄り、太兵衛さんの息遣いすら感じそうな益富城下にて、

お土産物色と相成りました。 ここが有名な大里酒造(株)と知ったのは入店後

国道を隔てた斜向かいには黒田武士・大里酒造のお店♪

大里酒造さんは、天保6( 1835 )年の創業以来、気配りの手造り製法に拘って

伝統の美酒を醸し続けているんだそうです 言わずもがな、清酒・黒田武士は、

母里太兵衛さんが名槍・日本号を福島正則公から呑み獲った武勇伝で生まれた

謡曲・黒田節の歌詞より命名したもの。 店内では、入り口正面のテーブルに

ボトルが並んでいて、自由に試飲もできます 安心院葡萄酒工房新酒祭然り

ウチの相方はこういう時、まーりたんの持つ今回はお猪口に、表面張力で零れない

程度まで注いでくれます。 下戸だから飲めなくても別に・・・なのに嫌がらせ





お店の二階は資料室・天保年間創業、手造りに拘っているそうです

吹き抜けの2階は、江戸時代の酒造りについて学べる休憩スペースを兼ねた

日本酒のミニ史料室になっていました。 焼酎のルーツは、泡盛の原型とされる

南蛮酒のラオ・ロンで、5百年前に九州に伝わり、九州から日本各地へ伝播。

江戸時代の酒造風景(大里酒造二階資料室)

じゃあ、日本酒が文献に登場したのは何時頃かといえば、やはり日本最古の

歴史書・古事記で語られるスサノオノミコトのヤマタノオロチ退治で、でしょうけど、

シビアな話あれは神話です なので、日本酒センター発行の日本酒小百科

出して読み返してみたら、奈良時代( 7百年代 )に編纂された 『 播磨風土記

に 『 神に供えた糧が枯れてカビが生じた、すなわち酒を醸もさしむ 』 と

あるのが、お米を原料にしたお酒についての最古で明確な記述なんだそうです。

今年何かと注目の播磨。 太兵衛さんの酒豪は千年の歴史に支えられていた





大里酒造二階資料室より。一階販売コーナーには長政公の兜!

嘉麻市大隈には鮭を祀った鮭神社もあって、酒に掛けているのかと思ったら、

かつては、この地区まで鮭が上ってきてたのだそう 写真は取り損ねましたが

鮭神社は国道211号線沿い( 小石原方面に向かって左手 )にありました



一階には商品と並んで黒田長政公の兜が飾られてました。金屏風のとこ

階段下には名槍・日本号 勿論レプリカです、本物は福岡市博物館所蔵。

大里酒造二階資料室から一階を見下ろす。日本号も飾ってます

折角なので、黒田節に謡われる母里太兵衛さんの武勇伝、

天正18( 1590 )年1月3日 太兵衛さん齢35の天晴れ珍事

大里酒造さんのHP 黒田節の話から引用させて頂き、

ご紹介したいと思います ご興味ある方、どうぞお楽しみ下さい






『 酒は飲め飲め、飲むならば、日の本一のこの槍を、

飲み取るほどに飲むならば、これぞまことの黒田武士。
 


日本一の槍( 日本号 )を飲み取った黒田武士の名は、母里太兵衛友信で、

後藤又兵衛と並んで、黒田藩きっての大酒豪であり、槍の名手でもあった。



ある日、福島正則の所へ年賀の使者に立つことになったが 

福島正則は無類の酒好きで、また荒大名で聞こえていたので、

黒田藩主・黒田長政は、面倒が起きてはと考え、太兵衛に

「 どんなに酒をすすめられても、絶対に飲んではならぬ 」と、

その日一日の禁酒を言い渡した。



正則は案の定いい飲み相手が来たとばかりに早速酒をすすめる。

太兵衛は主君の命があるので断固として断る。

それでもしつこく酒を勧める正則は、三升はらくにはいる大杯に並々と酒を

注ぎ、「 この酒を飲み干したなら、なんなりと好きなものを褒美にとらすぞ 」

と意地になって勧めるが、太兵衛は断固、断る。



業を煮やした正則は今度は挑発作戦にでた。

「 なんだ、酒豪だと言われる母里でさえ、この位の酒を飲む自信がないとは

黒田家の侍も大した事ないな。 腰抜け揃いの弱虫藩か、長政殿も気の毒に 」

太兵衛、己ばかりか、藩を侮辱することは許せない。

藩の名にかけて、と勧められる杯を手に取った。

杯と言っても直径一尺、三升入り漆塗りの大杯である。

太兵衛はそれを、一息の内に飲み干すと「 おかわり 」、又「 おかわり 」と

あれよあれよと飲み干した。



飲み終わると「 お約束のご褒美にはその槍を 」と、一本の槍を指した。

その槍こそ第百六代正親町(おおぎまち)天皇が、将軍足利義昭へ下付され、

義昭から織田信長へ、信長から豊臣秀吉へ、秀吉から福島正則へ譲られた

天下の名槍「 日本号 」であった。 正則も家宝ともいえる槍であったが

「 武士に二言なし 」と譲り渡した。 太兵衛は、槍を担ぐと藩歌「 筑前今様

( 現在の黒田節の元歌 )」を歌いながら、いい気分で帰ったという、

何とも戦国武将らしい剛坦なはなしである。 ( 引用ここまで ) 』



南蛮ぎやまんの盃で太兵衛を頂きました=コップ酒

これぞまことの黒田武士な、太兵衛さん武勇伝。 いかがでしたでしょうか 


さ、まーりたんも今夜は黒田節を歌いながら、心して開封2日目の清酒・太兵衛を

頂きたいと思います。 女性に好まれるフルーティーな日本酒が多く出回る昨今、

黒田武士TAHEI は完全なる辛口で、スパッと潔い程キレの良い、太兵衛さんの

真っすぐな男っぷりを思わせる飲み口です。 そして今夜は太兵衛さんの義理パパ

大友宗麟公にも敬愛の念を込め、かつて府内の南蛮ガラス館で購入したウチの

骨董品・ぎやまん杯で頂きます。 すなわちコップ酒 

まだまだ寒いですけど、皆さまもどうぞ楽しい宵( 酔い )をお過ごし下さい

 






本文中の下線付き部分は、当ブログ内関連記事へのリンクです。

記事を最後までご覧下さり、ありがとうございます

関連記事

2014/02/20(木) 19:05 | コメント:12 | トラックバック:0 |
コメント

シュークリーム :

むむ・・・格好いいΣ(・ω・ノ)ノ!

おばさん会社員 :

おじゃまします。
まさに今、大河ドラマでやっている
母里太兵衛さんですね。
ホントにそんな長身だったんだ。
そして結構長生きしたんですね。

まーりたん : シュークリームさんへ

シュークリームさん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かいコメント
心より感謝申し上げますe-446v-238

母里太兵衛さんの男っぷり、格好いいですネi-236

ご覧の通りのローカルブログですが、
宜しければ、いつでもお気軽に遊びにいらして下さいe-399e-343
心よりお待ちしていますv-410e-414

まーりたん : おばさん会社員さんへ

おばさん会社員さん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かいコメント
心より感謝申し上げますe-446v-238

はいe-343仰る通り、大河では速水もこみちさんが
演じていらっしゃる母里太兵衛さんですヨv-410

この時代に2m近い身長は、怪物くんですよねi-179
黒田二十四騎の「 ランドマークタワー 」じゃなくて、
「 フランチェン 」に喩えようかと思ったんですけど、
もこみちさんファンの方にお咎めを受けそうで自粛しましたi-237i-201

嬉しいメッセージを残して下さり、ありがとうございますv-398
ご覧の通りのブログですが、宜しければいつでもお気軽に
遊びにいらして下さいe-287e-343 心よりお待ちしていますv-410e-414

大分ナシカ : こんばんは

あはは!(^^)!

下戸なのに飲ませるってちょっと酷いですよねナシカも下戸なんでわかりますよその気持ちが(笑)

黒田節昔よく聞きましたが最近はあまり聞くことも少なくなったように思いますがそこは大河の恩恵でまた聞けるかもしれませんよね?

スパッと辛口ですか~ナシカは無理やな~(笑)

せめてフルーティーなほうなら少しは飲めるけど。

どこぞのブロガーさんの記事で鮭神社の記事を見たような(*^^)v
同じ神社さんなんでしょうかね~?
全ポチ★

今日も一日お疲れ様でした。

マヤリモ :

はじめまして!
マヤリモと申します。

「黒田節」歌い出しは何度も聞いたことがあったのですが、なるほど!こんなお話だったのですね!

大変、勉強になりました!
と、同時に無性にお酒が吞みたくなりました!(笑)

私は関東の人間で九州の郷土史は勉強不足なので、今後も まーりたん さんのブログを楽しみに拝見、応援させて頂きたいと思います!

どうぞ宜しくお願い致します!

まーりたん : 大分ナシカさんへ

大分ナシカさん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かいコメント
いつも心より感謝していますe-446v-238

あっ、ナシカさん、下戸なのは相方の方なんですi-278
かといって、私が上戸というワケでもないんですけどネi-179
説明の仕方がマズかったですね、すみませんv-421i-201

盃を迎えに行かないと、どげんこげんならん状態にされるんですi-229
自分が飲めなくて悔しいなら解るけど、愉快犯としか思えんi-180

黒田節、私も昔よく耳にしていた記憶がありますよe-343
だから憶えてるんでしょうけどv-398

実家には赤盃に長槍を持ったお侍さんの博多人形もあって、
友達の家でも何故かよく飾ってたけど、当時は全く興味ナシv-411
それが今頃になって・・・e-330人生って面白いですねi-237

ナシカさんの仰る様に黒田節、大河で速水もこみちさんが
披露した後に、ブレイクしたりしてe-454

ナシカさんはフルーティー系の日本酒がお好きなんですねe-266
私も上善如水や、甘口の西の関なども大好きですよi-236

鮭神社、ご存知でしたかe-451、さすがナシカさんv-218
ブログ記事にされてた方がいらっしゃるんですね。
鮭を祀った神社って珍しいですよねi-228

お気遣い、いつもありがとうございますe-466
真冬日和が続きましたけど、来週はようやく春らしく
なりそうですねv-410 ナシカさんもお疲れ様ですe-287v-22

まーりたん : マヤリモさんへ

マヤリモさん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かなコメント、
心より感謝申し上げますe-446v-238

黒田節のお話、拙ブログを御覧下さる方のお酒の肴にでも
なればいいな~i-228i-176なんて思いでご紹介しましたi-220i-201
なので、マヤリモさんに楽しんで頂けて、凄く嬉しいですe-349  

自身は吉田類さんの番組も好きでi-278、BS-iの頃から
欠かさず観てるんですけど、関東には味わい深い素敵な
飲み屋さんが本当に沢山在りますねv-410 羨ましいですi-80

九州の郷土史に関心をお寄せ下さり、ありがとうございますv-398
ご覧の通りのブログですがv-286、お気楽者で、毎回楽しい気分で
綴っておりますので、ご一緒に楽しんで頂けたら幸いですv-410e-343

また、こうして幸せな気分でブログを書き続けられるのは、
マヤリモさんをはじめ、ご覧下さる皆さまが拙ブログを暖かく
見守って下さり、応援して下さるお陰に他なりませんe-446 
こちらこそ、今後ともどうか宜しくお願い致しますv-421e-414

宜しければ、これからもどうぞお気軽に遊びにいらして下さいe-287e-266
心よりお待ちしていますv-410

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YURI & NAOYUKI :

 御無沙汰してしまいました!
 
 黒田二十四騎の存在って、すごいですねぇ!
西洋にも黒騎士の伝説は存在するけど、騎士道あるいは武士道を貫いた真の勇者の話には胸が熱くなりますね。
 「残心」という考え方は、正に武士の心であり、鑑でもあります。事の終わった後に常に先のことを案じ、次への備えを怠らない.....これが残心の教えであり、現在の社会にも脈々と伝えられる武士道の美学ですね。
 僕の以前の仕事でも、常にこの心構えが生きていて、武士道の素晴らしさと偉大さをつくづく感じさせられたものです。
 黒田武士といえば、昔修学旅行時に博多に行った折にバスガイドさんが説明してくれたことを思い出しますね。美人のバスガイドさんだったので話の内容と歌をよく覚えています。(^^)

 ちなみにわたくしメは日本酒は全くダメで、もっぱら焼酎派です。(笑)
 

まーりたん : YURI&NAOYUKIさんへ

YURI&NAOYUKIさん、ようこそ♪
貴重なお時間を割いてのご訪問、温かいコメント、
いつも心より感謝していますe-446v-238

お気遣いを頂き、恐縮ですv-421
早いもので、今月15日はお母様の一年ですねv-22
きっとお忙しくされている事と思いますv-410

相方は年度末で今月はお休みがとれないのですがi-201
遅くなっても二人で一緒にお参りに伺おうe-343と言ってます。
その時はどうぞ、よろしくお願い致しますv-398

軍師官兵衛、怒涛の展開になってきましたねv-453
黒田二十四騎では、栗山善助さん&母里太兵衛さん、それに
後に別府で大友氏の勇将を討ち取る井上九郎右衛門さんが
官兵衛さんの側近として、お馴染みになりましたねi-236

官兵衛さんが素晴らしい家臣団に恵まれたのは、
やはり家臣をよく観察しe-119e-317(ノートもつけてたみたいですe-395i-179)、
その心を推し量り、とても大切にしていたからの様ですi-228i-176
こういったところも、凄く勉強になりますよねe-446

NAOYUKIさんが素晴らしい同僚の方や後輩に恵まれて
いたことは、YURIさんからよく聞いてましたヨe-284e-266
これも官兵衛さん然り、NAOYUKIさんの思慮深さや
相手への心遣いe-414、御誠実さあってこそだと、心底思ってますv-410 
武士道に美学、古めかしいようでも大切な事だと思いますe-420

そうですか、美人のバスガイドさんから・・・i-278
やっぱりビジュアルも武士道同様、重要ですよねv-411

えっ、NAOYUKIさんは日本酒ダメでしたっけe-451
意外~i-237
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